2020年10月12日

ミニトマトの苗を植えました。

今年は台風と病気のため、例年より早めに終了となったミニトマトですが、今月に入り、新しい苗の定植がはじまっています。今回は以前にもここで紹介したトマトの病気、「黄化葉巻病」の対策として、耐病性のある新しい品種を導入しました。

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これが黄化葉巻病にり患したミニトマト苗 

全国のトマト農家を悩ませている黄化葉巻病ですが、流行し始めたのはここ10年ぐらいの間です。虫や病気については、ある病気を克服したら、他の病気が流行り、それを媒介する虫もまた増えたり減ったりを繰り返すので、その荒波をサーフィンをするように乗りこなしていくほかありません。変化し続ける自然環境の中で、これさえすれば大丈夫というような、安定的に有効な対策はありません。常に新しい方法を試し、植物の反応を観察します。植物は喋りませんので、生育の中で示される細かなサインを見逃さない感性が重要です。

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今回新しく選んだ品種は、耐病性の他、食味も良いことがセールスポイントの新品種です。

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水やりや誘引などの作業をしながらも作物の様子に気を配り、元気がない株があれば、元気で勢いのある株と何が違うのか考えてみます。

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誘引用の紐を取り付けています。
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2020年10月05日

10月になりました。

もう10月!今年もあと3ヶ月を切ったなんて、ちょっとびっくりです。先週から植え付けをしている菜ばなですが、予定していた畑への定植がほぼ終わり、定植した苗が萎れたり虫に食われたりしている所にはもう一度苗を植え付けています。
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補植をしているコア君の様子をみていると、苗を植える前に何やら植穴周辺をのぞき込んでいます。近寄って何をしているか聞いてみたところ、倒れた苗の根元の土には必ずといっていいほどある虫が潜んでいるので、そいつを探しているのだとか。

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棒の先に見えるのは植えて早々、付け根の部分が折れて倒れているかわいそうな苗。

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あ!いたよ!って言ってるけど、どこどこ?

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画面中央のやつがネキリ虫。土とおんなじ色合いで見つけにくい。。

被害苗の根元には必ず下手人(虫)が潜んでいますので、そいつをかならず見つけてから新しい苗を植えないと、おんなじことの繰り返しになります。まだ気温が高いので虫たちの活動も活発で、苗たちがもう少し大きく育つまでは見廻りも欠かせません。
posted by 大地と自然の恵みスタッフ at 11:52| Comment(0) | 有機な花/field masterd | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年09月28日

採る植える

まもなく9月も終わり。暑くも寒くもないという野外作業に最適なシーズンの到来です。そして本日雲一つない晴天とくれば、いろんな作業を進めたくてついつい欲張ってしまいます。今日の作業予定もぎっしり。。今朝収穫したのは、いつものネギ、ニラの他、もうすぐ終了するオクラ、来月には黄色くなりそうな青柚子、さらにハウスの生姜です。スタッフのみんなもはりきって早朝から方々の畑に散っています。

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ゆずのトゲは刺さると超痛いんで、収穫の際は気をつけて。撮影担当もさっそくアタマにトゲが刺さりました。。

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紫外線つよそな秋空。。


そして、先月種を蒔いた、菜花の苗をいよいよ定植します。定植前の美しくもなんとなく美味しそうな畝をごらんください。

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見よこの美しい畝。幅と畝の高さも重要。

美しく整えられた畝に、セルトレーに種まきしてハウスの中で育てていた菜ばなの苗を丁寧に植えつけていきます。

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定植後の生育と作業効率に植える間隔もきちっと決めておくことがとても大切。

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セルトレーの苗をひとつひとつ丁寧に植えつけます。

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まだまだ小さい菜ばなの苗。この後水やりをします。

菜花の収穫は順調にいけば、12月中頃からの予定。真冬に味わう春の味。ほろ苦い菜ばなを味わえる日を楽しみにしています。
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2020年09月21日

暑さ寒さも彼岸まで

連休3日目、皆さまいかがお過ごしでしょうか?弊社は普段から交代で出勤していますので、連休中も営業しています。そして明日22日は秋分の日。この日は、夜と昼の時間がほぼ等しくなる日です。夜と昼の長さが同じになる日は、春にもあって、いずれも「彼岸」とか「中日」などと呼ばれます。これに対して、夜が一番長いのが「冬至」昼が一番長いのが「夏至」という訳で、いずれも季節の節目とされています。

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今あちこちで咲き始めた「彼岸花」です。夏場は球根のまま地中で過ごし、彼岸の頃になると急に姿を現します。

「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉がありますが、高知でも山間にあるこのあたりでは、既に朝晩20度を下回り、半袖では寒いと感じます。つい最近までみんな暑い暑いと騒いでいましたが、このあとじきに寒くなると思うと寂しくもあり。

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野菜を洗う水もひんやりと感じるようになりました。

とはいえ、今の暑くも寒くもない時期というのは、野外でも働きやすくてありがたいです。端境期で出荷できる品目は減っているものの、やらなければいけないことが多いのでスタッフもフル稼働。季節の変わり目は体調も崩しやすいので、適宜休息もとりながら、人間も野菜も健康管理をしっかりしないといけませんね。

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体が資本のこの仕事。休憩時間に体力を回復するために、先月から出荷場の一角にハンモックを導入しました。すてきな福利厚生でしょ?
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2020年09月14日

よみがえるニラ!

お野菜が少ない。そして高い!近頃そんな悲鳴もちらほら。昔はビニールハウスはおろか、冷蔵庫も車もなかったのですから、野菜といえば、その土地ごとの旬の素材だけ、というのが当然だった訳です。そして、野菜を作っていると、今の作と、次の作の間に「端境期(はざかいき)」という、収穫がほとんどない時期がはさまっています。端境期は春と秋に一回ずつ。次のシーズンの種を蒔いたり、苗を植えたりして忙しい時期に重なっていますが、出荷するものがないとなると、その間収入がなくなるということです。その時期にも何か出荷できる作物があると助かるのですが、ニラはその点でも、とても頼りになる作物です。

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これはニラの花。結構かわいい。

自分で野菜を作っていると、自然と、今あるもので食卓をやりくりする(作ってるのに買うのはくやしいから。。)ようになるのですが、中でも、ニラとネギは、特に作っていて良かった。と思える作物です。何しろ使う頻度が高く、しかもほぼ通年育てられる。葉物の場合、小松菜やブロッコリーは種から世話をして、一度収穫すると終りですが、ニラの場合、刈り取りの後にまた同じ株に葉っぱが復活するので、一度植えた苗から複数回(だいたい5〜7回ぐらい)収穫できることになります。

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ざくっと、根元近くから刈り取りました。(土から2cmぐらい残す)ここで追肥も撒いておく。

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刈り取りから一週間あまり。

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さらに経過した苗。涼しくなってきて成長のスピードも速くなってまいりました。

端境期真っ只中ではありますが、大地と自然の恵みでは、今日ご紹介したニラの他に青葱、生姜、オクラ(残りわずか)青柚子(いずれ黄柚子)を出荷しています。今週は菜花の種を蒔き、10月頃までには今育成中のミニトマトの新しい苗を植えます。朝夕は涼しくなって外仕事がはかどるようになってきました。

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畑の周辺の田んぼも稲刈り間近となりました。赤とんぼも飛んでいます。
posted by 大地と自然の恵みスタッフ at 11:13| Comment(0) | 有機にら/allium tuberosum | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年09月07日

”最大級の”台風一過

伊勢湾台風級の台風が迫っています。最大級の警戒を!というニュースが繰り返し流されました。先週末。四国には直接上陸しませんでしたが、台風が西側を通る時は、風が強いことが多いので、先週はその対策で手間取りました。

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ミニトマトのハウス 天井のビニールを外しています。

台風対策は「賭け」のようなものです。ビニールハウスのビニールを外して、通過後また張るとなると膨大な手間がかかりますが、もし予想外に風が強ければ、ビニールに穴が開き、そこから風が舞い込んで、支柱が折れたりビニールが飛んで周辺の畑に被害を与えたり、取返しのつかない事態になることもあるので、台風が近づくとハウスで作物を作っている農家はみんな悩んでいます。

今回は一部を除き、ほとんどのハウスでビニールを外すことにしました。ミニトマトのハウスは、本来ならもうしばらく収穫を続ける予定でしたが、早めに終えることにして、ビニールを取り去りました。

オクラや生姜では、株間に支柱を立てて、紐を張って風による倒伏を防いでいます。

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今朝のオクラ畑、台風は九州の北西に抜けたようですが、まだ強い吹き返しの風が吹いています。

”最大級”の連呼に警戒しましたが、一昨年10月の被害(近所の神社の杉が倒れて、本殿に突っ込んだり、当社もハウスがいくつか破れました)に比べれば、大きな被害もなく、ほっと一息です。
posted by 大地と自然の恵みスタッフ at 11:14| Comment(0) | 日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オクラの副菜レシピいろいろ

この一ヵ月というもの、オクラばかり食べています。他の野菜は暑さでカラカラですが、オクラは暑いほど好調で、次々に大きくなるので、少し小さいなと思って取り残した実が翌日には太り過ぎ。。ということもよくあるのです。太りすぎるとスジができて噛みきれないようになってしまうのですが、特にこの夏は全体的に雨が少な目だったので、これくらいならまだ大丈夫かな?と思ったやつが案外固いということもあったりして困りものです。太ったオクラを株に実らせたままにしておくと、新しい花が咲かなくなるので、たとえ注文が少なくても(T_T)見逃さないように収穫するのが大切です。

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大きいことはいいことかと思いきや、オクラの場合はこうなると固くて食べられません。。

オクラといえば、茹でて刻んだのにかつお節とお醤油をかけて食べるというのが、一番ポピュラーな食べ方ですが、最近だと、醤油の代わりにポン酢とかマヨネーズで、という人も多いみたいです。お浸しよりもサラダ感覚で食べられる方が若い人にウケるのかも。

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コレは家で一番良く作るオクラ料理「オクラの梅かつお和え」さっぱりしていて暑くて食欲がない時におススメです。

毎日のご飯では、主菜の他に名もない地味なおかずが一品二品あるとうれしいです。お弁当でもちょっとした野菜のおかずが添えられていると、栄養バランスが整う上に、彩りも良くなって一石二鳥。特に今の時期、緑の野菜が少ないので、オクラの緑には助けられています。今回はそんな風に、メインにちょっと添えるというタイプのごく簡単な副菜のレシピをいくつか紹介しておきますね。

オクラの副菜5選

オクラの梅かつお和え
1・梅ぼしを刻んだものにきび砂糖小さじ1/2、醤油小さじ1/2 かつお節と白いりごまを混ぜて和え衣を作ります。
2・お湯を沸かして、塩を少々入れ、オクラを色よくゆで上げます(1分ぐらい)
3・ザルにあげて輪切りにし、和え衣と混ぜてできあがりです。あれば、刻んだ青じそを天盛りに
一言メモ:市販の梅肉やうめびしおを使ってかつお節とゆでオクラを和えるだけならもっと簡単。

オクラの胡麻和え
1・すりごま大さじ1、きび砂糖 小さじ1/2 醤油小さじ1 米酢 小さじ1/2をまぜて和え衣を作ります。
2・お湯を沸かして、塩を少々入れ、オクラを色よくゆで上げます(1分ぐらい)
3・ザルにあげて輪切りにし、和え衣と混ぜてできあがりです。
一言メモ: マヨネーズに摺りごま混ぜたので和えてもおいしい。

オクラのモズク酢
1・塩モズクなら水にさらして、塩気を抜いて調味(米酢:きび砂糖:醤油 2:1:1くらい)します。
   ※ 味付けモズクの場合はそのまま
2・お湯を沸かして、塩を少々入れ、オクラを色よくゆで上げます(1分弱)
3・ザルにあげて輪切りにして、調味したモズクと混ぜ、再度味を調えてできあがりです。お好みで青柚子の皮や、おろし生姜を添えて。
一言メモ:子どもさんには調味酢をやや甘めに調味した方が食べやすいかも。

オクラのタラコあえ
1・タラコは外側の皮を外してバラバラにしておきます。
2・お湯を沸かして、塩を少々入れ、オクラを色よくゆで上げます(1分弱)
3・ザルにあげて輪切りにして、タラコと混ぜます。お好みでレモンやスダチの果汁を少量かけます。
一言メモ:これにもマヨネーズを足すともちろん美味しいです。

納豆オクラとろろ
1・納豆に生卵、醤油を入れてフワフワになるまでよく混ぜる
2・お湯を沸かして、塩を少々入れ、オクラを色よくゆで上げます(1分弱)
3・ザルにあげて輪切りにして、1と混ぜ、刻んだ青葱と白胡麻を散らして完成です。
一言メモ:さらに刻んだキムチなどを入れてもおいしい。

なにかあと一品欲しい!という時に是非お役立てくださいね。

posted by 大地と自然の恵みスタッフ at 09:27| Comment(0) | 有機おくら/okura | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月31日

今日は8(ヤ)3(サ)1(イ)の日!

8月31日と聞くと、やたら焦るのは、夏休みの宿題をやらない常習犯だったからです。よくてお盆を過ぎてから、悪い時だと新学期がはじまってから、提出日までにやるか、新学期の放課後に居残りでこなすコース(先生すみません)そのうしろめたさの蓄積で、大人になって夏休みの宿題がなくなってからも8月31日と聞くとソワソワするという持病を持つこととなります。。ちびっこのみなさま、宿題はくれぐれもお早めに(そんなこと今時分に言ってもな〜)

それは置いといて、8月31日は「8ヤ3サ1イ」の日です。そうです!夏休み最後の日。宿題もそこそこに野菜を食べる日なのです!(?)夏バテ気味の胃袋にガツンとニラの炒め物。はたまた定番オクラぶっかけ素麺や、ミニトマトとニンニク、唐辛子を入れたパスタなど。おススメのレシピもたくさんあります。

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安定の「ニラトン」野菜たっぷりなのに、ガッツリボリューム満点なので肉食派にも喜ばれます。
レシピはこちら→ 有機ニラたっぷり 野菜炒め

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オクラのレシピは他にもいっぱいあるのですが、夏バテメニューといえばこれ。梅干し、納豆、オクラの最強トリオです。
レシピはこちら→ ネバネバ☆パワーそうめん

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ペペロンチーノにミニトマトの甘みと旨みをプラス!簡単美味しい時短メニューです。

大地と自然の恵みのホームページには、お野菜を使ったレシピを少しずつ紹介してきましたが、レシピページを開設してからそろそろ3年あまり、まあまあ充実してきました!レシピページを見かえしていると、まだ出社したばかりだというのに、もうおなかがすいてきました。帰りたいです。


posted by 大地と自然の恵みスタッフ at 09:23| 有機野菜レシピ/recipe | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月24日

処暑の侯 遮光ネットを張りました。

先日、8月23日は二十四節気の「処暑」でした。
日の落ちる時間も少しずつ早くなり、お盆も過ぎて、これからいよいよ秋に向かいますよという時期。とはいえ、日中の日差しはいまだ容赦なく、秋冬に向けて準備している、まだまだひ弱な野菜の苗などはすぐに干からびてしまいそうで、とっても心配です。

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こちらは先日定植したばかりのパセリ。まだまだ頼りないです。

最近定植した苗はパセリの他にニラ、青葱など。残暑が厳しいとはいえ、日陰にしてしまってはいけませんし、風通しが悪くなるのはもってのほか。そこで、熱を遮り、光と風は通すという秘密兵器を使います。実は上のパセリのハウスには既に使われているのですが、どれだかわかりますか?


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これが遮光ネット。日差しをなんと40パーセントカット。網状になっているので、雨風は通します。

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大きな遮光ネットをハウスの峰を中心に広げまして

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ハウス側面に固定していきます。なかなか人手のかかる作業。

パセリのハウスではハウスの中に張り渡しましたが、こちらのハウスでは天井に直接張っていきます。高所作業になるので慎重に。。私などは、見てるだけでクラクラしてきますが、みんな身軽だなぁ。

遮光をしたから一安心ということもなく、水やりの量やタイミングも難しいこの時期。秋が来るまであともうひと踏ん張りです。


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2020年08月10日

お野菜担当マネージャー

大地と自然の恵みでは生姜やミニトマトの他に、季節ごと色々な作物を育てていますが、有機農家の中では、種類が限定されている方かもしれません。やみくもに品目を増やすと資材や包材の在庫が増えて効率が悪いのですが、かといって特定の野菜に絞ることは、それがダメになればおしまいということになり、有機でやるにはリスクが高すぎます。作物選定の方針についてはホームページの方でも紹介していますが、この土地の気候風土に合っていて、作物に無理をさせないこと、日々自分達が食べて微妙な味の変化にも心を配ることができるような作物を厳選して育ててるということが基本です。

スタッフは入社してからしばらく、新人の頃は色々な作物の作業をまんべんなく担当して、たくさんある作業をひとつひとつ覚えていきますが、ある程度経験がついてから後は、どれかの作物を主に受け持つことになります。昨年入社の北野君はまだ若いですが、入社前にも県内のトマト農家で研修していたことがあり、最近ミニトマトの担当になりました。(ちなみにミニトマトの担当はもうひとりいます)ホームページのスタッフ紹介でもトマト好きであることを公言していた彼は、将来的にもトマト農家をやりたいという希望があったところからの抜擢です。

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ミニトマトは作業の種類や頻度も多く、マメに構ってやらないとすぐに機嫌を損ねる作物のようです。夏のイメージがあるトマトですが、実は雨や湿度が苦手。湿度の高い高知の夏で、ほおっておくとすぐに病気になってしまいます。自然に育って収穫できるサイクルだと問題にならないことも、年中出荷するとなれば、それなりのケアが必要なのはわかります。実際、ハウスのトマトが一番好調なのは5月から6月頃。日照時間も気温もほどほどで次々に実が色づきます。

現在ミニトマトを収穫しているハウスは社屋の近くで、一棟は収穫終了間近、もう一棟の方は収穫がはじまったばかりです。植え付けを少しずつずらすことによって、途切れずに収穫、また出荷できるようにしています。

北野君に現在のミニトマトの様子を聞くと、実はあまり良くない。とのこと。素人の私が見ると、特に問題なく元気そうに見える株ばかりなのですが、現場はなかなかシビア。何が問題か聞いてみると、一部で「トマト黄化葉巻病」という病気が発生していると教えてくれました。

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これがその「黄化葉巻病」にり患している株です。

枯れていたり萎れていたりするのではなく、色や形が少し変化しているだけなので、知らないと見逃します。
これは「タバココナジラミ」という小さな虫が媒介するウィルスが原因の病気で、このウィルスにり患した株では先端から、葉っぱの縁が黄色くなり、端から形がくるんと巻いて縮れたようになって、成長が止まり、実もほとんどつかなくなります。

慣行では、このような株を見つけたら直ちに株ごと引き抜いて、媒介するタバココナジラミを駆逐する薬剤を散布するようですが、有機栽培ではそうもいきませんので、かわりに天敵の「サバクツヤコバチ」を放しています。

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これが天敵「サバクツヤコバチ」の蛹がついている5cmくらいの小さなタグ


天敵は小さな台紙に蛹の状態でついているので、設置後しばらくおくと羽化して、ハウス内にいる「タバココナジラミ」を捕食します。

さらに見ると、り患している株も引き抜かれる様子もありませんので、そのあたりを代表に確認してみると、現時点では病気が大きく広がる様子はないので、天敵で緩和する程度で様子を見ているのだとか。これもまた「ウィルス」の仕業だとすると、今だから色々と考えさせられることがあります。いずれも、経験の積み重ねと判断のタイミングでしょうか。ウィルスとの知恵比べは続きます。

posted by 大地と自然の恵みスタッフ at 11:54| Comment(0) | 有機ミニトマト/tomato | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする