2021年01月18日

ミニトマトの苗を植えました。

1月も折り返しまして、世の中色々ありますが、野菜は日々育ち、季節移り変わりを知らせてくれます。
年明けからの寒波で露地の野菜が凍ったりして出荷量が減っていましたが、めげずに次の仕事、春からの畑の準備にとりかかります。

そしてこんなに寒い中ですが、ハウスの中に新しいミニトマトの苗を植えました。今収穫している苗からバトンタッチして、約2カ月後からの収穫を目指しています。植えてからしばらく、根が活着するまではこまめに異常がないか見廻りをしています。

200118tomato02.jpg
3日前に植えたばかりのミニトマト苗

200118tomato03.jpg
やや!さっそく根元が何者かに齧られている!(コオロギだそうです。。)

暖房つきのヌクヌクハウスに不法占拠しているコオロギ一味はスタッフが捕獲しますが、折角たくさん集めたらただ殺して捨てるにはしのびない。。研修生が持ち帰って調理してみてくれました。メニューは一番抵抗がなさそうなところで素揚げ。代表は試食してみたって聞きましたが、なかなか悪くなかったそうですよ(!)

聞くところによると、タイやラオスではコオロギを養殖して食用として販売もされているそうで、これが結構繁盛しているとか。そういえば昨年、無印良品が「コオロギパウダー」入りのお煎餅を発売したとか。

(55g入り190円ですって。エビのような香ばしい風味か...)

近年注目の高まる昆虫食は、生産にかかるエネルギーが少なくエコでなおかつ高たんぱく低カロリー。もしかしたらミニトマトやめてコオロギ養殖した方がいいのかな。。

posted by 大地と自然の恵みスタッフ at 11:19| Comment(0) | 有機しょうが/ginger | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月11日

パートタイムスタッフ募集についての追記。

パートタイムスタッフ、というとまるでただの作業員を募集しているように思えて他の呼び名を探しましたが、余計にわかりにくくなりそうなので、とりあえずはこれでいきます。

201207nabana03.jpg

これまでに弊社で採用してきた正社員は、将来専業農家として自分の農場を持ちたいという希望があったり、実家の畑を継ぎたいというタイプの人が多かったのですが、コロナのことがあり、農業への関わり方も多様になるべきだという考えから、今年からフルタイムではないスタッフを募集することにしました。

もちろんただの作業人員ではなく、働きながらも有機農業について主体的に学び、いずれ自分の畑でその技術を生かしたいと考えている人です。加えて、将来は会社のある香美市香北町周辺で田畑を耕し、有機的な地域づくりに加わっていただけることも条件としています。

田舎で自給的生活をおくることにあこがれて来る移住希望者は、コロナ以前から少なくなかったのですが、現実には簡単ではありません。農薬や化学肥料を使わないで農作物を作りたいと思えばなおのこと、知識や経験がなければ自分が食べる分さえも収穫できなかったり、やっと実った作物を獣に食べられてしまうなんてこともよくあることです。これまでも移住者が新規就農して、補助金などの支援が終わった後も農業を続け、地域に根付いた例は、残念ながらとても少なかったのです。

200622kumo.jpg

しかし、元々この地域では、米や農作物の価値が今よりもっと高かった時期でさえ、専業農家はほとんどいませんでした。林業、養蚕、炭焼きなど二つ以上の生業を組み合わせた兼業や複業で暮らしを支えてきました。

コロナでテレワークの環境整備が急激に進む中、この辺境の不便な土地でさえ、兼業の組み合わせの可能性がぐんと広がる可能性があります。たとえば山間の小さな農地を耕し、自分や家族、身近な人達の分の米や野菜を作りつつ、ネットワークを利用して自宅でできる仕事に従事することも可能となるのではないかと思うのです。

弊社の基本理念の中に、「豊かな大地と自然を次世代に引き継ぐことが出来る総合的な環境作りを行い生産、流通、消費と有機農業に携わる全ての人に恵みが得られる様に努力していきます。」という一文がありますが、ここで働き、有機農業の技術を学んだスタッフが将来もこの地域に根付き、会社の圃場以外でも有機の田畑が増えていけば、いずれ有機が当たり前の世界も夢ではないはずです。

生姜や里芋に子株がついて膨らんでいくように、新しいスタッフの中から、この地域に根付く有機の仲間がこの先どんどん増えて、香北は有機の里!と呼べるくらいになればいいなー。

191104syouga02.jpg

posted by 大地と自然の恵みスタッフ at 11:23| Comment(0) | 有機農業の仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月01日

パートタイムスタッフ募集のお知らせ

弊社の所在地である香美市は、山も多く、昔から専業農家よりも林業や建設土建業など、兼業で生計を立てている人が多い地域でした。過去には地域に根付いた産業や出稼ぎによる兼業が多かったのですが、昨今は在宅でオンラインの仕事をする人の数も増え、兼業の組み合わせとなる職業も、この先はより多様となるはずです。

このような情勢を踏まえ、大地と自然の恵みでは2021年より、パートタイムのスタッフを雇用することにしました。

会社周辺の地域に住まい、生業のなかに農業を取り入れたいと考えている人で、有機農業の技を学びつつ働き、自らの田畑に生かしたいと考えている方に、地域づくりの輪に加わっていただき、この地域全体として、持続可能な農業生産に携わる人を増やしたいと考えています。

仕事の内容
・有機JASに基づく野菜の栽培・管理・収穫・選別調整等の作業。
 ねぎ、にら、しょうが、ミニトマト、パセリ他

 就業時間:週3日以上(または週24時間以上)で応相談

必要な資格
 普通自動車免許(AT限定不可)

賃金
 時給 1.000円
 通勤手当あり(マイカー通勤可・無料駐車場あり)
 試用期間あり 3カ月


休日
 相談により決定


加入保険等
 出勤頻度(週に32時間以上)により、正社員と同じ保険に加入することが可能です。
 (雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金)

posted by 大地と自然の恵みスタッフ at 23:35| Comment(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年12月28日

年越し!ネギいろいろ

いよいよ年の瀬、もろもろ差し迫ってまいりました。クリスマスも終わり、次は年越しと野菜の準備はお済みでしょうか?
今年は大勢で集まったり、旅行に出かけたりするのが難しい状況で、家族で家で、せめておいしいものを食べたいという方も多いのではないでしょうか?

おせち料理は準備も大変ですが、大晦日にちょっと美味しい生そばを買ってきて、極上年越し蕎麦を楽しむなんて、おせち手作りよりハードル低めです。大掃除の後にぜひお試しください。


201221negi05.jpg
あたたかい汁そばの中では鴨南蛮蕎麦が好きですが、これにはやっぱり白ネギが欠かせません。

そして蕎麦に欠かせないのはなんといってもネギ!大地と自然の恵みでは定番の青ねぎと小ねぎの他、期間限定で長ねぎ(白ねぎ、根深ねぎとも)も栽培しています。高知を含め、西日本で「葱」といえば青ねぎのことを指します。八百屋さんやスーパーでも長ねぎはたまにしか見かけません。

201221negi08.jpg

高知は何にでも薬味をたっぷりかけるのが好きな人が多いので、青ねぎや小ねぎが重宝されていますが、鍋ものや焼きものなど加熱調理には長ねぎがオススメ。鍋のだし汁も、長ねぎを入れることで、甘みと旨みがぐんと増しますよ。すき焼や焼き鳥にも欠かせない野菜ですよね。

青ねぎに比べて手間がかかる長ねぎ、栽培期間も青ねぎよりずいぶん長めです。小さい時から少しずつ土を寄せて、白い部分を太らせていきます。

201221negi07.jpg
こちらが長ネギの畑。成長ごとに土寄せをして畝が高くなっていきます。

201221negi06.jpg
こんな道具を畝に差し込んで掘り上げます。けっこう力仕事
posted by 大地と自然の恵みスタッフ at 10:23| Comment(0) | 有機長ねぎ/white leek | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年12月21日

本年総括など。

今年も残りわずかになってきました。そして昨日は冬至でした。
お風呂用の柚子もおかげさまで好評のうちに販売終了。また来年もよろしくお願いします。

201207yunosu01.jpg
玉で出荷できなかった実を絞った柚子酢(柚子果汁100%)数量限定で販売中。
お値段は900mℓ入りで1000円。事務所で販売するほか、発送の場合、2本から、送料(実費)と梱包手数料500円です。

今年は誰にとっても大変で忘れがたい一年だったと思いますが、有機農業についてはどうだったのでしょうか?

まず、弊社が主として取引してきた農産物の通販においては、販売が伸びました。私たちは素材しか売りませんので、基本的には、各家庭で料理する用に消費されている訳ですが、いくら料理が好きな人でも、外で忙しく働いていると自炊の機会は減ります。それが今回外出が制限されて、家で食事を作る機会が大幅に増えたこと、また通勤時間がなくなったことにより、調理にさける時間が増えたことも追い風になったかもしれません。

国が中心で進めてきたSDGsは、理想をかかげるばかりで、あまり実になっていないような印象を持っていましたが、くしくもコロナ禍によって、消費者の間にも現実的な環境への危機感が強まり、生活や消費の内容を考えなおす人が確実に増えてきています。

有機農業において、あるときは長雨、あるときは日照りと、いつも自然に翻弄されつつ、そのつど踏ん張ってやってきました。今回のコロナ禍は農家にとってはまったく新しい試練ではありますが、この世界的変化は有機農業にとってむしろ追い風なのかもしれません。

自然から一方的に奪えば、いずれ何かの形で借りを返すことになるのでしょう。肥料をまかずに、収穫だけを続けられるはずもないということは、農家なら誰でも知っていることです。動物は糞尿や亡骸を土に返し、植物は炭素を返す。それぞれに種を残し、極端に増えればいずれ淘汰される。私たちもその一部だと考えれば、成長し続けることが前提の資本主義社会は、あきらかにその道理に反しています。字面だけではない持続可能な農業、それだけではなく私たちの営みのすべてについて、考え直すタイミングなのではないでしょうか。

202001hinode02.jpg
posted by 大地と自然の恵みスタッフ at 10:14| Comment(0) | 日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年12月14日

塩と胡椒だけで美味しい! な花と豚の旨塩炒めのレシピ

ブログの記事を書くにあたり、代表に今週の一押し野菜を聞いていますが、3週連続の「な花」押し。。畑の状況は先週とそんなに変わらないので、ここいらでレシピをひとつご紹介。

201216nabana01.jpg

な花は茹でて醤油とおかかをかけただけのおひたしでも美味しいのですが、他の青菜類よりも油との相性がいい。さらにな花に多く含まれるβカロテンは油と摂取すると体への吸収がいいということで、今オススメしたいのは断然炒め物です。

な花をおひたしにした時に、茹で汁を飲んでみるとなんと昆布出汁のような旨みがあるのですが、この旨みと豚の脂のコクを利用して、味付けは塩と胡椒のみなのに箸が止まらない旨さ。とても簡単なのに、しっかりごはんのおかずにもなって栄養満点なので、ぜひお試しいただきたいレシピです。

な花と豚肉の旨塩炒め

201216nabana08.jpg

〈材料〉2人分
・な花 1束
・豚コマ切れまたは豚バラ肉薄切り 100g
・塩  小さじ1/3
・炒め油 大さじ1
・黒胡椒 少々


〈 作り方 〉
1・な花は4〜5cm幅に、豚肉は食べやすい大きさに切ります。

201216nabana04.jpg
茎の固い部分は半分に割り、上部の葉と花の部分と分けておきます。

2・フライパンか中華鍋に炒め油を入れて火にかけ、豚肉と塩ひとつまみを入れて、少し赤い部分が残るぐらいまで炒めます。
201216nabana07.jpg

3・2にまず茎の部分を入れて緑色が鮮やかになるまで炒め、さらに花と葉の部分と少量の水、残りの塩を入れて加熱します。葉っぱの量が減って、全体にくったりとしたら火を止めて皿に盛り付け、挽きたての黒胡椒をかけていただきます。

201216nabana05.jpg
茎の部分は火が通るのが遅いので、先に投入。このひと手間が大事。

201216nabana03.jpg
茎の部分の緑色が鮮やかになったところで、葉っぱと花の部分、塩、少量の水を加えて蒸しながら炒める感じ。

201216nabana08.jpg
黒胡椒はミル付きのタイプがオススメ!挽きたての黒胡椒の風味は格別です。

ひとことメモ
・な花と豚肉だけでも美味しいのですが、他に入れるなら、レンコンか厚揚げあたりがオススメ。

posted by 大地と自然の恵みスタッフ at 10:22| Comment(0) | 有機な花/field masterd | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年12月07日

な花はおいしい!!

少し前まで、お野菜の品数が少なくて、値段も少し高いな。。という印象でしたが、12月に入ってから一気に種類も量も豊富になって、お値段も手頃になってきました。豊富なお野菜の中から、この時期是非食べて頂きたいのはなんといっても「菜ばな」です。

181210nabana03.jpg
葉っぱが大きく茂っている中心にある花芽を食べます。

同じく花茎を食べる野菜といえば、ブロッコリーが有名です。栄養価も高いのでこの時期人気の野菜ですが、実はわたくし、これがちょっと苦手。他にも冬の青物としてよく食卓に上がるのが、ホウレン草だと思うのですが、こちらも、いかにも栄養満点!という濃い緑のもの程エグ味が強く感じられて、あまり箸が進みません。しかし、な花はそれがなくて、逆に甘みとちょうどいいほろ苦さがあるのが好きで、軽く蒸しただけでもたくさん食べられます。結論。私が冬場に食べたい緑の野菜ナンバーワンは菜花で決定!ということで。

このご時世、食事も抵抗力、免疫力アップに効く食材を積極的に取り入れたいところですが、その点でもな花はとても優秀です。ビタミンCやβカロテンをはじめ、葉酸、鉄分、カルシウムなど、ビタミン・ミネラル共に豊富で、風邪になりにくく、美肌作りにも良いというので、もうこれは今こそどんどん食べるしかありませんね。

mushiyasai.jpg
な花やにんじん、サツマイモなんかを蒸し器でさっと蒸しただけの温野菜サラダ。今流行の低糖質ダイエットにもぴったりなメニューですよ。

190204_1_orig.jpg
カロテンは油と一緒に調理すると吸収しやすくなるということで、オリーブオイルをたっぷり使ったペペロンチーノ風など。

201207nabana03.jpg
朝日を浴びた、我らが な花の畑です。

201207nabana01.jpg
オヤ。畑の神様にかわいいお供え物が。

posted by 大地と自然の恵みスタッフ at 11:11| Comment(0) | 有機な花/field masterd | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年11月30日

菜ばなの収穫がはじまりました!

ここ数年、暖冬が続いています。寒がりにはありがたいのですが、冬に旬を迎える作物にとっては、あまり暖かすぎるのも考えものです。弊社で冬の野菜と言えば「な花」このな花、例年であれば12月の中旬以降に収穫がはじまるのですが、今年は早く花芽が上がってきたので、収穫がはじまりました。


201130nabana03.jpg
今朝は冬らしい空模様ですね。

201130nabana04.jpg
研修生のニャン君はベトナム出身なので、寒さが苦手ですって。

201130nabana01.jpg
今はまだ根元に近い部分についている花芽。腰をかがめて摘み取るので腰に負担が。。

201130nabana06.jpg

摘み取りに使う道具は、ハサミ派と短い包丁派にわかれますが、今年からハサミ派にしたという林君によると、包丁だと収穫する部分以外に傷をつけてしまうことがあるから、ハサミに変えてみたとのこと。花芽がもうちょっと高い位置に出るようになればまた変わるかもしれないですね。

な花の畑の一角に、妙に成長が遅く、葉っぱの色が薄い場所がありました。林君にこの場所だけ後で苗を植えたの?と聞くと、「この畑は全部同じ時に植えましたよ」とのこと。はて?

201130nabana02.jpg
画像手前の株は生育が遅くて、色が黄色っぽいのがお分かりでしょうか?

では、元肥の撒き方にムラがあったのかな?などと失礼なことを考えましたがそれももちろんハズレ。なんでも畑の中で、この部分だけ水はけが悪く、長雨の時期に水たまりができていたのが原因だとか。水がたまると、せっかく撒いた肥料分が流れ出してしまうのです。うーん。同じ畑の中でもこんなことがあるなんて。

ブログ担当はごくいい加減な家庭菜園をやっているのですが、狭い畑を使っていると、ギリギリまで前の作物が植えていたりして、元肥を入れるタイミングが、次の作物を植える直前になってしまうことが多いのです。これがダメだってことはなんとなくわかちゃいるんですが、でも早めに入れると流れちゃうこともあるってことで、そもそもなんで元肥を入れてから、しばらく作物を植えちゃいかんのか?というので、事務所に戻って、今度は代表に聞いてみました。

元肥を入れてすぐに作物を植えると、病気になったり、虫が出たりするから。というのが代表の回答です。肥料をまいた後、作物を植えるまでの畑の中で何が起こっているのかについては、説明が長くなるので、また別の機会にゆずりますが、なんだか畑全体がでっかいぬか床のようですね。

後々追肥も撒くのにな?と思うかもしれません。種まきをして芽吹いたばかりの芽や、移植したばかりの若い苗はいかにも弱々しく、まだしっかり根を張っていないのでちょっとしたことでダメになることがあるのです。肥料を入れないと大きく育たないけれど、それが毒になることもあるなんて、ちょっと自分の食事のことなども考えてギクリとしたりして。

化学肥料と農薬を使えば、作業はもっとシンプルになりますが、有機栽培になると、この「待つ」という期間がけっこうたくさんあって、短期的に見れば効率の悪いことばかりです。しかし、冷暖房完備、食事は栄養ドリンクという暮らしをして病気もしないで元気だという人間を(少なくとも私は)見たことがないということを考えれば、それと同じようなやりかたで育てた植物や動物がどうなるのか。さらにその動植物を食べた人間は??

オーガニックやSDGsがファッショントレンドのように浅くばらまかれていることに、なんとなくモヤモヤしている生産者は多いと思いますが、そのモヤモヤをどう説明したら良いのでしょうね。。その責務から逃げてはいけないとは思うのですが、なにしろ田舎はやることが多くて忙しいです。


posted by 大地と自然の恵みスタッフ at 11:16| Comment(0) | 有機な花/field masterd | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年11月23日

柚子を収穫しています。

8月の青柚子からはじまって、柚子収穫の本番は11月です。お隣の物部町は全国でも有数の柚子の産地。普段は人影もほとんどない山間の柚子畑が、収穫を手伝う人々がやってきて、急に賑やかになっています。

20201123yuzu04.jpg
柚子には沢山採れる表年と収穫が少ない裏年がありますが、今年は表になったようで、比較的沢山の実をつけています。

山間の寒い地域でも栽培できるので、野性味があって、タフなイメージのある柚子ですが、普通に見た目の良い果実を作ろうとすれば、実は結構農薬の使用量が増えてしまう作物なのです。しかし、他の柑橘では主に、果汁や果肉を食べて、外側の皮は捨ててしまうのと比べて、柚子の場合では黄色い外皮の部分を使うことが多いため、残留農薬の影響もかなり気になります。

気象条件によって、多く発生する病害虫の種類は変わりますが、今年は気温高めで雨は少な目という条件で「ミカンサビダニ」の被害が多くなりました。この虫は体長約0.2mmぐらいと、とても小さくて、目視で確認するのは難しく、葉っぱや果実に異変が出てからようやくそれとわかります。今年は春も早い時期から気温が上がり、晩秋になってもなかなか気温が下がらないので、虫が元気で活動できる期間が長くなっていることも影響しているでしょうか。

201123yuzu03.jpg
サビダニによって外皮が黒ずみ、ざらざらになった果実。食べても害はないのですが、もちろん出荷はできません。

わたしたちの畑でも、有機栽培で使用を認められている、環境への影響が少ない農薬(マシン油など)を何度か使用していますが、それでも使用回数は制限されており、これらの病気を完全に防ぐのは到底無理。さらに柚子の木には大きく鋭いトゲが沢山あり、大風が吹くと、果実に傷がついて跡になったりそこから傷んだりして、さらに出荷できる量が減ってしまいます。色々言い訳みたいになりましたが、なかなかの手間をかけつつ、ようやくお届けできる有機の柚子なんです!ということで、ちょっと見た目は悪いかもしれませんが、味と香りは太鼓判。今だけの季節の味を是非お試しいただきたいのです。

201123yuzu02.jpg
収穫時は鋭いトゲから手を守るため、革の手袋と袖カバーは必須!
posted by 大地と自然の恵みスタッフ at 10:34| Comment(0) | 有機ゆず/yuzu | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年11月16日

ミニトマトすくすく

先週まで、スタッフ全員総がかりで生姜の収穫にあたっておりましたが、その大仕事もようやく終わって、これからは通年収穫のあるネギとニラの他、柚子の収穫、さらに、冬に収穫する作物のお世話が目白押しです。

先月定植したばかりのミニトマトはまだスタッフの背丈よりも低いのですが、順調に成長していて、固く緑色だった実も少しずつ色づきはじめています。このペースだと、12月初旬には収穫をスタートできるでしょうか。

201116tomato04.jpg
伸びてきた枝を誘引(紐で釣り上げたり、専用のクリップで止めたりする作業)しつつ、果実に日光が当たるように下葉を取り除いています。

201116tomato02.jpg
ミニトマトは房のように実り、根元に近い方から順に赤く色付いています。

今回は前回悩まされた「黄化葉巻病」に耐性のある品種を採用しましたので、そちらの被害はないものの、一部サビダニという肉眼では見えない害虫なども発生していて、葉カキや誘引の作業をしながら一株一株の健康チェックが怠れません。

201116tomato16.jpg
これはトマトサビダニにやられた苗。葉っぱが一部、茶色くなって枯れています。

ミニトマトの果実が赤くなるためには、お日さまの光にあたることが重要なのですが、余分な下部の葉をかきとって、日当たりと風通しが良くなるように苗を仕立てる必要があります。この葉カキの作業は、広いハウスの中で長時間コツコツと行うことになるので、意識しないでいると、単に作業として通り過ぎてしまいますが、実はこの作業中こそ、作物の微妙な変化に気づくための大切な機会になるので、ボンヤリ上の空ではいけません。一株一株、何か変わったことがないか、愛情深く観察しています。
posted by 大地と自然の恵みスタッフ at 11:17| Comment(0) | 有機ミニトマト/tomato | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする