2018年11月26日

芍薬の収穫 生薬も作っています。

大地と自然の恵みでは、主に野菜、それも薬味系の野菜を色々作っていますが、実は数年前から芍薬の栽培にも取り組んでいます。
高知県立牧野植物園が薬用植物の研究と栽培普及のために県内各所で試験的に栽培しているのですが、その取り組みの中で香北町の畑を当社が担当しています。

大地と自然の恵みで多く作っている生姜も生薬として使用されますが、芍薬もまた、古来からさまざまな効果が認められ、広く利用されてきた生薬です。「立てば芍薬、座れば牡丹」ということわざも示すように、花はとても美しいのですが、薬用で使用される場合、花を咲かせると株が弱るため、早めに摘み取ってしまいます。植え付けから3〜5年を経て、ようやく根茎を掘り出し、これを乾燥させて生薬とします。

寒くなって葉っぱが枯れたところで、地上部を取り去り、根茎を掘ります。
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こうなっていると、一体全体何の畑かわからないですね。

掘り起こしにはトラクターも使用しますが、畑のぐるりは人間が掘ってからでないと、貴重な根茎をトラクタ―が踏みつぶしてしまいますので、みんなで協力して掘り起こします。
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が、こちらの畑の土は元々は田んぼだったためか、土が粘土質でなかなかの重労働。

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一株に二人がかりでようやく掘り起こしました。

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3年でこのぐらいの株。この根の部分が生薬になります。

芍薬の成分は、鎮痛、鎮痙作用があり、冷え性や風邪の症状の緩和、生理不順などに効果ありとのこと。
よく耳にする、「芍薬甘草湯」の他、色々な漢方薬に配合されています。

現在は、中国などからの輸入が多いとのことですが、いずれは「国産・有機」の生薬が手に入るようになるのかも。
栽培地、栽培方法、土壌成分による、生薬の成分の差や株の生育程度など、検証はこれから、とのことですがとても楽しみです。
posted by 大地と自然の恵みスタッフ at 12:04| Comment(0) | 芍薬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

特製ジンジャーシロップを使ったレシピ その@

今年は比較的あたたかい日が続いていますが、11月の連休も終わって、いよいよ師走の雰囲気。南国といえども、山間ですので、朝晩気温が下がる日も増えました。あたたかい飲み物がうれしい季節ですね。

先日作っておいたジンジャーシロップを使うと、いろんなホットドリンクが楽しめます。

・ジンジャーチャイ
・しょうが紅茶
・ジンジャーココア
・ホットゆずジンジャー
・ホットジンジャーワイン

などなど。
分量など、好みもありますが、今朝はジンジャーココアを作ってみました。

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みんな大好きなチョコレート味のドリンクですが、甘みをジンジャーシロップでつけることで
少しオトナの味わい。飲んだ後は体が内側からポカポカしてきますので、寒い日にうってつけです。

【材料】
・特製ジンジャーシロップ 大さじ2
・牛乳(または豆乳) 120cc
・ココアパウダー(無糖の純ココア)
・塩 ひとつまみ

【作り方】
1・小鍋にココアパウダーとジンジャーシロップを入れ、ダマがなくなるまでよく混ぜる
2・牛乳を入れて、弱火にかけ、沸騰寸前まであたためる(煮立てないように注意)
3・火を止めて、塩ひとつまみを加え、よくかきまぜる。あたためた器に注ぎ、好みでシナモンパウダーを振りかけて完成です。

※ 甘みは好みで調整します。豆乳を使う場合は、塩を入れて煮立てると凝固してモロモロになることがあるので注意。

しょうがのあたため効果とココアに含まれるポリフェノールのダブル効果で、女性にうれしい飲み物。
体にいいだけじゃなくて、とても美味しいので、是非試してみてくださいね。
posted by 大地と自然の恵みスタッフ at 08:52| Comment(0) | 有機しょうが/ginger | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月19日

ジンジャーシロップのレシピ 【コツと応用編】

忙しかった生姜の収穫がようやく終わりました。
収穫した生姜は予冷庫に入れて、次のシーズンまで少しずつ出荷します。

貯蔵のできる生姜は、一年中店頭で購入できますが、旬は11月。この時期におすすめしたいのが、手作りのジンジャーシロップです。
最近では、生姜のあたため効果、美容効果が話題になっていて、市販のシロップもいろいろ販売されていますが、自宅で手作りすれば、材料を贅沢に使っても市販のものよりかなり手頃です。

さらに、自分の好みでスパイスの種類や分量、甘味料の種類も選べるので、手前味噌ならぬ手前ジンジャーシロップが作れます。
我が家の味が一番!という境地にたどり着くまで、毎年色んな配合を試すと面白いかもしれません。

オリジナルレシピを作るコツ

生姜以外のスパイスの量は、好みで調整してかまわないのですが、粗糖やきび砂などの砂糖の割合が多くなると、糖分が結晶して瓶の底で固まってしまいます。
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底の方が固まってしまった試作のシロップ

先日公開したレシピでは、粗糖1kgに対して、水は340cc入れていますが、シロップの濃度を増そうとして水分を減らすと、糖分が結晶のように固まってしまうことがあります。

生姜からも水分が出ていますので、レシピよりも生姜の割合を減らす場合は少し水分を加算して下さい。

結晶化の対策をまとめると。。

・材料を鍋に入れて加熱するときに、やたらとかき混ぜないこと
・シロップを焚くときはごく弱火で。火が強すぎると煮詰まって、これも固まる原因になります。
・ハチミツや水あめなど、液体の甘味料を加えると固まりにくくなります。(ただし、ハチミツは粗糖、きび砂糖よりも甘みが強く感じられます)

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風味とスパイスの調整

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先日紹介したレシピは、生姜の風味と辛みが強く出るように、生姜を多めに使用しています。
辛みが強すぎる場合は、このシロップにハチミツや粗糖で作ったシロップ(粗糖100:水40の割合で小鍋に入れて弱火で煮溶かしたもの)を加えて調整してください。

使用するスパイスは、生姜の他に、好みで色々なスパイスを使用することができます。その際の注意点は。。

・スパイスは必ずホール(種子や樹皮など、粉末加工前の状態)で、使用してください。
・それぞれに個性があるスパイスですが、ものによっては、ごく少量でしつこく感じることもあるので、量に注意が必要です。

シナモンスティック
肉桂の木の外皮で、甘い香りとほのかな苦みがあります。

レモングラス
名前にはレモンとついていますが、柑橘のような香りのする背の高い草の葉っぱ部分のこと。香りに清涼感があります。

柚子外皮
柚子の皮の白いフワフワの部分は苦みとえぐみが強いので、黄色い外皮だけを使います。黄色い部分も入れすぎると苦みが出ます。

唐辛子
ひりっとする辛みを付けます。品種によって辛みが違うので、1つ入れただけで飛び上がるほど辛くなる種類もありますのでご注意を。

黒胡椒
お肉料理などに使用するイメージですが、香りが華やかなので生姜とも高相性。丸い粒のまま使用します。5〜10粒

カルダモン
スパイスの女王とも呼ばれる華やかな香りのスパイス。インドのチャイなどに使用されています。鼻にスーッと抜けるような清涼感とほのかな苦みがありますが、入れすぎると苦みが強くなるので、使用するなら1粒か2粒で。


次回は基本のジンジャーシロップに、柚子果汁を加えて、ジンジャーエールやほっと柚子ジンジャー用のシロップに加工します。
posted by 大地と自然の恵みスタッフ at 09:24| Comment(0) | 有機しょうが/ginger | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月14日

オーガニックスペシャル!ジンジャーシロップのレシピ大公開!!

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もったいつけました。
試作を重ねたレシピですので、お許しくださいませ。

酸味のついたシロップも作ってみたのですが、酸味は後からでも付けられるということと、酸味がない方が良いレシピもある、ということで、まずは甘みとスパイスだけを添加したシロップをご紹介します。

このシロップを使って、にジンジャーエールや、チャイ、ホットカクテルなど、あらゆるドリンクやデザート、さらにはカレーなどのお料理に使うこともできますよ。

では早速シロップのレシピをご紹介します。

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【材料】
・有機生姜 1kg
・粗糖(またはきび砂糖)1kg
・水 340cc ※ 水が少なかったり、煮詰めすぎると、シロップが白く固まることがあります。

・スパイス類(手に入らないものはなくても作れます)
 シナモンスティック 1本
 赤唐辛子 1個
 レモングラス 3g
 有機ゆずの外皮(外側の黄色い部分のみ) 1個分

・生姜糖用の追加の粗糖 100g

【作り方】
・生姜をよく洗い、傷んでいるところや土のはさまった部分を除きます。
(痛んで変色していたり、泥などがついていなければ、皮は付いたままでよい)

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・1の生姜を3〜4mm厚にスライスします。
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厚みはこのぐらい。

・土鍋やホウロウ、ステンレスの鍋に生姜と粗糖を入れて、生姜に粗糖をまぶしつけ、火にかける前にフタをして1時間ほど置きます。

・生姜からじわりと水分が染み出てきたところで、フタを取り、水とスパイスを入れて弱火にかけます。焦がさないようにごく弱火でトロトロと40分ほど煮込み、火を消したら再びフタをしてそのまま一晩置きます。

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・ボウルにザルを載せて、生姜とスパイス類を漉し取ります。シロップはここで完成。

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ジンジャーシロップの出来上がり。

・ゆずなどの柑橘果汁を加えたものを炭酸水で割るとジンジャーエールに
・ミルクティーに入れるとチャイに
・カレーの隠し味に
色々使えます。

さらに、シロップを作った後の、生姜を生姜糖に加工します。

・シロップから引きあげた生姜を鍋に戻し、追加の粗糖100gを足して火にかけます。焦げないように注意しながらごく弱火で煮詰め、水気がなくなったら火を消して、熱いうちにザルに並べて干します。

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きび砂糖を足して、中火にかけ、焦がさないように煮詰める
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木ベラで混ぜながら、この画像ぐらいの状態になったら火を止めて、ザルに並べてカリッとするまで干します。

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11月〜12月の気温が低めのよく晴れた日に干すといい感じに干し上がります。

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手で触ってもベタベタしないぐらいの状態になったらOK。

ザルがなければ、バットや皿にクッキングシートやラップフィルムをしいて並べます。糖分が結晶して白くなったら完成。
そのまま食べても美味しいですが、細かく刻んで、手作りケーキやクッキー生地に混ぜても。

これから寒くなりますので、内側からの寒さ対策。
ショウガのパワーを実感してください。


posted by 大地と自然の恵みスタッフ at 08:00| Comment(0) | 有機しょうが/ginger | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月05日

生姜の収穫



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11月になりました。高知の11月といえばなんといっても生姜!
この時期、道沿いにコンテナが積まれ、軽トラがずらずらっと並んでいる光景があれば、そこで生姜の収穫作業が行われています。なにしろ忙しいので、猫の手も借りたい。じんまもばんばも生姜掘り※であります。晴れが続く日和を狙って大人数で一斉に取り掛かるのが、生姜県こと高知の晩秋の風物詩です。
※よさこい節でもおなじみ土佐弁「じんま」はおじいさん「ばんば」はおばあさんのことですが、やや下げのニュアンスがある気がするので、おじいさんおばあさんに直接投げかけてはいけない単語です(「じじい」とか「ばばぁ」とほぼ同義かと。。)

大地と自然の恵みの生姜畑でも、収穫がはじまりました。今年の作はまずまず。昨年、一昨年と不作だったのでうれしさもひとしお。


掘りたての生姜を見せてもらいました。

畑の取材とともに、進めておりましたのが、ジンジャーシロップの試作です。
その効果は、テレビや雑誌でもたびたび取り上げられる程。美味しいのはもちろん体にもいいのですから、これを取り入れないのはもったいないという訳で、管理人が目指すのは、6月に多くの人が梅干しを漬けるように、11月には自家製のジンジャーシロップを作るのを流行らせよう。という、壮大な、とはいえ可能性がないわけでもないプロジェクト。

管理人の地元である神戸あたりでは、「イカナゴ」という魚の稚魚を甘辛いつくだ煮にする風習がありますが、これがあまりにも流行りすぎたおかげで、イカナゴが乱獲されて激減するという憂き目に。結果原料のイカナゴが高騰したため、現在は落ち着いているようですが、イカナゴさんたちには気の毒なことでした。

ああ、脱線しましたが、ジンジャーシロップなら、生姜が絶滅の危機!とかそんなことにはならないはずです。張り切って広めたい。皆さまの何か仕込みたい欲をここで存分に発散していただきたい。と、そのように思う次第です。

シロップの作り方は多種多様ですが、農家としては、愛を込めて育てたとっとっきの生姜をできるだけ無駄にしたくありません。シロップを煮だした後の甘くなった生姜も美味しくいただきたい。間違っても捨てないで!!という鼻息も荒く、シロップと共に、生姜糖のレシピも並行開発ちゅうであります。

たかがシロップ、されどシロップ。
ネットをしばらく徘徊しただけで、作り方も分量も、添加するスパイスの種類や量も多種多様です。正解はない訳ですが、生姜農家のレシピともなると、そこはなにしろプライドがかかっております。ハウスの生姜が出始めたころから、試作に試作を重ね、なかなか掲載に至らぬまま、シーズン突入です。奥が深いレシピ作りですが、ここでひとまず一区切り。今のところのベストレシピがいよいよ公開となります。
と、ここまで引っ張っておいて、公開は明日!まずは生姜と材料を用意しておいてくださいね。

【材料】
 ・有機生姜 1kg
 ・粗糖(またはきび砂糖) 1kg
 ・水 300cc
 ・スパイス類(入手できない場合は生姜だけでも美味しくできます)
  シナモンスティック1本
  唐辛子1本
  レモングラス3g
  有機ゆずの皮一個分


多い?とお思いかもしれませんが、日持ちがするシロップなので、これぐらいあっても大丈夫。かわいい瓶に詰めておすそ分けしても喜ばれます。心配な人はまずは半分の量で試してもいいかもしれません。

粉末のスパイスは口当たりとのど越しが悪くなりますので、固形のものを使うのが良く、このほかに、カルダモン、クローブ、ブラックペッパーなどを入れるレシピも。入れすぎると微妙な味わいになるスパイスもありますので、要注意(特にクローブやカルダモンは入れすぎ注意)お好みでスパイスの配合を変えて、我が家独自の味を追求していただきたい。
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posted by 大地と自然の恵みスタッフ at 10:16| Comment(0) | 有機しょうが/ginger | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする