2019年01月28日

菜の花畑

先週末は南国土佐にも雪が降りました。寒さもいよいよピークかな?というこの時期ですが、お日様がさしている時間は日に日に増え、蝋梅や梅が咲き始めました。そして週明けの今日は晴れ。

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ハウスが白く、美味しそうな見た目になっている所を撮影し忘れましたので、これは、庭先の南天に積もる雪。

里の風景にカメラを向けても、なんとなく茶色、山の色はかろうじて深い緑で、全体定期に色彩の乏しいこの季節ですが、そんな中、な花の畑では、黄色い花が次々と開いています。

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ウワー!!な花の畑です。こんなに咲いてしまいました。。

とってもキレイで感激しますが、野菜としては花が咲く前の蕾を出荷するわけですから、こうなってしまうと収穫終了間近、ということになります。畑によってはまだ収穫できそうな場所もありますが、今年は暖冬気味だったので、花が開くのもやや早かったかな?という印象です。

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次々咲く菜花を大急ぎで収穫。

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陽気に誘われて、テントウムシが姿を見せましたよ。



「な花」というのは、従来、特定の野菜の種類ではなく、白菜や小松菜、大根などのアブラナ科の作物の花芽のことを指していましたが、最近では、花野菜として、専用の品種が作られています。やわらかくてほろ苦い菜花、出荷できるのはあとわずかな期間となりました。この季節しか味わえない早春の味。ぜひお見逃しなく!
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posted by 大地と自然の恵みスタッフ at 12:08| Comment(0) | 有機な花/field masterd | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月27日

海外からの研修生たちのこと

  • 大地と自然の恵みには外国人スタッフが在籍しています。主にベトナム、インドネシアからの技能実習生です。

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先の国会で外国人実習生度に関わる議題が審議されていたので、メディアなどに取り上げられることも増えましたが、職種や受け入れ先ごとに状況はまったく違っています。ですから、ここでは2019年1月現在、弊社での受け入れの状況を、何回かに分けて紹介していきます。

もはや、欠かせない担い手として
現在、外国人技能実習生たちは、渡航前に本国の日本語学校や斡旋業者に学費や手続きにかかる諸費用を支払い、多くの場合その費用を借金でまかなっています。期間終了後に帰国して、習得した技術を生かした職業に就くことができ、安定した収入を得られるという展望があれば良いのですが、帰国後に活躍できる受け皿がなかった場合はこの制度を利用して、単に外貨を稼ぎにきただけ、ということになり、さらに、受け入れ側も研修生がようやく仕事にも慣れた頃には、帰国してしまうという状況を繰り返すために現場が疲弊していきます。

そうかといって、十分な受け入れ制度も整わないままに、単純に滞在期間を伸ばす、というのではあまりにも不公平で手前勝手なやり方のように思うのです。既に、彼らの力なしでは、日本の産業が立ち行かなくなっている状況があるのなら、あらためてその状況を直視し、お互いにとってより良い方法を模索する必要があります。

現実には、外貨を稼ぐことだけが目的でこの制度を利用する実習生も多い中、本国に帰って自分で事業を立ち上げたいという意欲を持った人ももちろんいます。農業を仕事にしたいという人、夢がある人を応援したい、経験を知識を持って、それに役立てて欲しい、お互いが一緒に仕事ができてよかったと言い合える関係を、外国人に限らず、ここにいる全てのスタッフとの間で築いていきたいのです。

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有機農業、10年、20年後のための種まきとして、新しい取り組み
大地と自然の恵みでは、既に何年も実習生の受け入れを続け、代表は何度もベトナムやインドネシアに直接出かけて、送り出し側の状況なども確認してきました。そのような積み重ねの中でようやく、それぞれの国の文化や体制や、日本で受け入れをする業界ごとの違いなど、今ある制度や枠組みでは解決しきれない問題があることがわかってきました。

要するに、まだ道がないところを進むのですから、自分たちでなんとか切り開いていくよりほかにありません。お互いにとってよりよいルートを探るため、本国に帰った元実習生や、有機農業をやっている仲間同士で協議を重ね、2019年度には、すべての実習生の受け入れ業務を、有機農業法人が合同で立ち上げた監理団体に移行することになりました。

既に、私達にとって欠かせない存在になっている外国人スタッフが、安心して働ける環境作りと、農業の担い手不足を解決することを目指しています。実習期間終了後も本国に帰国せず、日本で働き続けたいと言ってくれる実習生もいます。まだ始まったばかりで、これから、という段階ですが、お互いで築いてきた信頼関係を裏切ることがないように、大切な種を育てるような気持ちで、じっくりと取り組んでいきたいと考えています。
posted by 大地と自然の恵みスタッフ at 02:46| Comment(0) | 有機農業の仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月21日

ミニトマト、一月の収穫風景

今年は、昨年よりも暖かい冬になりましたが、1月も後半となり、いよいよ一年で一番冷え込むシーズンです。

寒い野外とは別世界のハウスの中では、先月からミニトマトの収穫がはじまっています。まだ数が少ないのですが、貴重な赤い実をスタッフがひとつひとつ丁寧に摘み取っています。
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10月に定植してから約3ヶ月のミニトマトです。ぶどうの房のようにたくさんの実が実っています。

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付け根に近い方から色づきます。ヒスイのような緑から、黄色、朱色へのグラデーションが美しい。

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低いところの収穫は腰をかがめての作業。なかなか大変ですが丁寧に作業しています。

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受粉のお仕事をしてくれるハチさんです。モフモフ❤️

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ハチさんたちは、こんな箱ごと送られてきて、ハウスに派遣されます。

ミニトマトや茄子のハウスでは、「クロマルハナバチ」という日本原産の蜂が働いています。
施設の中は、外部から害虫が侵入しにくいのがメリットですが、受粉作業をしてくれるハチやアブも入れないので、彼らは群れ単位で購入しています。一箱一群2万数千円。。とても働き者です。なくてはならない存在。

隣のハウスでは、時期をずらして定植した苗が成長中です。こちらは来月末あたりから収穫が始まります。


posted by 大地と自然の恵みスタッフ at 10:29| Comment(0) | 有機ミニトマト/tomato | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月17日

有機栽培と農薬

有機栽培だから農薬は使っていないでしょう?という質問を時々、お客様からいただくことがあります。今日は、その問いにお答えしたいと思います。

実は、有機栽培では農薬を使います。
農薬を使っていないと思っていたのにだまされた!と思うかもしれませんが、これについてはもうすこし、説明をさせてください。

農薬、と一言で言っても、有機栽培で使用を許可されている農薬の種類は限定されています。人体への影響はもちろん、畑の周りで生きる様々な生き物の生態系や土壌や水質のことまで、配慮した農薬のみ許可されていて、使用量も厳しく制限されています。

たとえば、今シーズンから栽培をはじめた茄子のハウスでは最近「サンクリスタル乳剤」という農薬を使用しました。アブラムシやウドンコ病の防除に使用される薬剤です。

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アブラムシの出す分泌液で、葉や実がベタベタします。今のところまだ影響は少ないのですが、傷や成長不良の原因になります。

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葉っぱの裏にもアブラムシが付着しています。彼らは、茄子から栄養を吸いとって生きています。小さい吸血鬼たち。。

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作物に勢いがあると、多少の虫には負けませんが、アブラムシが増えすぎると、写真のように弱ってしおれてしまいます。

この農薬の主成分は「脂肪酸グリセリド」です。耳慣れない成分で不安に思われるかもしれませんが、この成分自体に毒性はなく、植物油が原料です。アブラムシなどに直接散布して、体表に油膜をつくり、気孔をふさぐことで窒息死させるというものです。生物濃縮(https://ja.wikipedia.org/wiki/生物濃縮)によって、環境に負荷をかける可能性もありません。

毒性がある成分でも、濃度を守れば人体への影響はない。という理論も事実ですが、一定の条件を外せば、これも非常にあいまいなものです。微量であっても、個体ごとの蓄積や他の成分との組み合わせ次第では、どんな影響が出るかわからないというのが現実です。作物や、環境への影響はもちろんですが、散布するスタッフへの負担も心配です。

散布すれば、アブラムシを駆逐できる薬は存在していて、それを使えば綺麗な作物を収穫することができます。出荷前に、茄子の実を拭いたり、選別したりする手間も軽減できます。それでも使い続けた先にある問題、食べる人の健康はもちろん、日々耕している土地に住む生き物たち、その生き物の中に含まれる私たち自身のことを考えるならば、それを利用しない、それ以外の対策を考える、というのが、私たちの選んだ方法です。

病害虫は、作物の力が弱っている時に多く発生します。私たちも、病気になったら薬を飲むことがありますが、その前に、少しのウィルスは跳ね返すような元気な体と、免疫力を保つために食事や運動、生活環境などを整えています。

茄子は、今シーズンから栽培に着手したばかりで経験の蓄積が少ない作物です。他の土地でうまくいっている方法をまるごと取り入れても、ここでうまくいくとは限らないのが、生き物相手の仕事の難しく、また面白いところだと思います。

どんな食事(肥料)を気に入ってくれるのか、量と樹勢のバランスはどうか。日照や温度、湿度など最適な生育環境を探ることも、日々実践、驚きと発見の連続です。
posted by 大地と自然の恵みスタッフ at 00:00| Comment(0) | 有機なす | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月09日

ミニトマトの収穫がはじまりました。

トマトといえば真夏のイメージですが、ハウス栽培のトマトはこれから収穫がはじまり、今収穫がはじまった株は、3月頃までが収穫期となります。ハウスごとに定植時期をずらして栽培しているので、これから夏までリレー形式で収穫が続きます。外は凍える寒さですが、トマトのハウスはぽっかぽかです。(事務所よりもあたたかい!!)
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気温が低いと、色づきが遅くなるのですが、ようやく色づいてきました。収穫はじめは量もすくなめですが、これから徐々に増えていきます。

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この画像でスタッフがやっているのは、収穫の合間の大切な作業、「下葉かき」です。
葉っぱが込み合うと、風通しや日当たりが悪くなり、実の色づきが悪くなったり、病気にかかったりすることがあるので、収穫した枝の下葉はこまめに取り去ることが大切です。

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このように。着果している枝の周りには葉っぱがありません。枝の茶色くなっている部分が、下葉を取り去ったあとです。
posted by 大地と自然の恵みスタッフ at 00:00| 有機ミニトマト/tomato | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月07日

あけましておめでとうございます。

2019年明けました。
新年最初のブログは、ひとまず定点観測から。
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平成31年1月7日月曜日、朝9時の韮生野の様子です。
ひんやりした空気が伝わりますでしょうか。あの峰に雪が乗っかる日も間近。。

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畑の片隅の草花も氷の縁取りで飾られます。さ・む・い。

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とってもキレイなのですけれど。

こんな日は、ハウスの中で作業したいところ。夏の灼熱の記憶も遠く、この季節のハウス内はポカポカ天国です。
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こちらはミニトマトのハウス内。外との気温差と湿度でレンズも曇りがちですが。

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この筒状のビニールは簡素な装置ですが、ハウス全体に暖気を行き渡らせる優れもの。
ご覧のように、ところどころに穴が開いていて、暖房機から離れた場所までくまなくあたためます。
場所による気温差を減らし、燃料代も節約する工夫です。

ハウスに来ると、家の空調、特に外気の遮り方や、暖房効率の上げ方など、参考になることが色々あります。
まずはカーテンを二重にするか、窓に何か貼ろうと思う今日この頃。(木造のアンティーク住宅のため隙間風がひどいです)
posted by 大地と自然の恵みスタッフ at 09:51| Comment(0) | 日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする