2019年09月27日

令和元年9月 台風17号の被害状況

今回は上陸ではなく、列島を迂回してかすって行くだけのルート、しかも渦として体をなさない低気圧みたいな見た目で、前回の16号ほどの警戒心もなかったような気がします。しかし蓋をあけてみれば、思いがけず強風と強雨。四国から出る東の大動脈、鳴門大橋では一時通行止めになっていたほどでした。

月曜日には雨も上がり、おそるおそる事務所に出てみるとスタッフはすでに畑に。代表の表情も険しく、これは何かあったなとわかる状況。被害を尋ねると、ハウスが何棟か破れたというのと、なすなどの路地栽培の作物が傷ついて、出荷できなくなってしまったとのこと。16号で千葉の農家さんたちが被った被害のことを考えると弱音ははけませんが、被害を目の当たりにするとやっぱりがっかりします。

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オープンエアーとなったパセリのハウス。幸い、まだ小さいパセリたちに被害はありませんでした。

ただ落ち込んでる暇はなく、破れたハウスは少しでも早く修復しなくてはなりません。幸い、前回のように骨組みが曲がるところまでではなく、破れたビニールを張り替えるだけで済みました。若いスタッフがハウスの屋根に登って、手際よくビニールを取り替えていく様子に、折れた心が少しずつ持ち直していくのを感じます。圧倒的な自然の猛威の前で人は無力なようですが、壊されても壊されても辛抱強く元に戻し、形を保ち続けることで前に進みます。

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鉄筋に固定している金具を外し、大勢で引っ張って破れたビニールを取り外します。

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危険な高所作業ですが声をかけあって効率良くすすめ、あっというまに張り替えが終わりました。

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ハウスの近くにおいでる小さい神様。スタッフと野菜たちの安全を祈願します。

posted by 大地と自然の恵みスタッフ at 14:01| Comment(0) | 日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月16日

新生姜と青柚子を使った フレッシュなジンジャーエール

今の時期しか作れない旬の味、新生姜と青ゆずのフレッシュジンジャーエールのレシピ紹介です!
以前紹介した、ジンジャーシロップとの違いは、香りと水分です。

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炭酸で割って、ミントをあしらいました。好みで柑橘果汁を足します。ウォッカやジンなどを入れるとおしゃれなカクテルにも。

新生姜は、水分が多く、辛みが控えめで香りが瑞々しいのが特徴です。このため、糖分と少量のゆず果汁以外、まったく水を加えないシロップが作れます。まだまだ暑い9月ですから、冷蔵庫に常備して、冷たい水で割ったり、炭酸水で割ったり、はたまたお酒で割ってみたり、色々な使い方ができるフレッシュな風味のシロップです。

さっそく、材料と作り方を。

青ゆずと新生姜のフレッシュジンジャーシロップ

【材料】
・新生姜 500g
・青ゆず 4個
・粗糖 500g
・塩 小さじ1/4

※ 使う糖分は「粗糖」です。薄い褐色で、粉末、というよりも顆粒状、白砂糖と黒砂糖の中間ぐらいの精製度ですが、飲み物の場合、黒砂糖やきび砂糖では少々風味が強すぎるので、粗糖を使用しています。ちょっと贅沢ですが、糖分はハチミツに置き換えることもできます。生姜500gに対して300ccぐらい、その場合は、加熱せずにスライスした新生姜と青柚子を瓶に入れてからハチミツを注ぎ、冷蔵庫に入れて3日程度置きます。

【作り方】
1・新生姜は洗って、皮をむき、傷んでいる所があればその部分を切り取って、2mmほどの薄切りにする。

2・ほうろうか、土鍋、なければステンレスの鍋(アルミや鉄などの鍋は避ける)に1と粗糖を入れてまぶし、1時間ぐらい置いて、じんわりと水分が出てきたところで弱火にかけ、こげつかないように時々混ぜながら15分ぐらい炊く。火を止めて布巾などで覆い、半日ぐらい置いておく
3・青ゆずを洗い、1つは2mmぐらいにスライスして、種を取り除き、残りの3つは果汁をしぼります。(残った皮は、お料理の薬味などに使用できますので捨てないで!緑色の外皮だけを薄く剥きとって、冷凍したり、刻んで同量の塩と混ぜておけば、長持ちします)

4・2を瓶に移して、3の青ゆずスライスと果汁を加え、冷蔵庫で1日置いた後、漬けてある生姜と柚子をざるなどで漉し取って、シロップと分離します。シロップを作った後の生姜とゆずは、お菓子作りや、お料理の隠し味に使用できます。小分けで冷凍しておくと便利です。

【シロップをしぼった後の生姜の使い道色々】

・細かく刻んで、カレーや煮込み料理の隠し味に(カレーなら4人前に小さじ1〜2杯)
・細かく刻んで、パウンドケーキなどの焼き菓子に
・紅茶に入れる
・カツオや牛肉、貝などのつくだ煮に

posted by 大地と自然の恵みスタッフ at 12:01| Comment(0) | 有機しょうが/ginger | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

有機農業の仕事 インターン実習生を受け入れています。

先週から、インターンの学生さんをひとり受け入れています。なんと東京から。約2週間の間、弊社でいろいろな仕事を体験してもらう予定です。

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初日は出荷場で包装作業を体験してもらいました。新生姜のようにフレッシュな大学3年生です。

人手不足といわれて久しい農業ですが、やっている方はこんなにいい仕事はない、と思うことだって多いんです。体を動かして、夏になるとたっぷりと汗を流し、日々、自分達が育てた野菜を食べる。近くで昔から田畑を耕して生きてきたお年寄りの元気な様子を見ていると、やっぱり体を動かす仕事をしている人たちは丈夫です。

しかし、ある年代からは病気になるお百姓も増えてきました。なぜか?これはやっぱり仕事の中に理由があります。目先の利益と効率を追いかけると、農薬や化学肥料を使う割合が増えてくる。人間の仕事も時間を問わず、自分の作った野菜を調理する暇もないので、安い加工食品を食べる。安価な食品ほど、食べる人の体のことよりも、利益と効率を追求しているので、農薬、添加物を多く使っている。この負の循環に巻き込まれると、いかに体を動かしていてもバランスを崩すのは、作物も人間も同じことです。

野菜たちを機嫌よく健康に育てることと、自分達の体、そして自然環境もすべて繋がっていると感じます。お客さんにおいしく、安全な野菜を食べていただくには、まず自分たちの健康管理が大切です。田舎で、体を動かし、野外で四季とともに変化する自然、そこに含まれる自身の体と向き合うということは、有機農業に携わることの、大きなメリットではないでしょうか?

近頃のなんとなく不穏な世の中の雰囲気に少しでも逆行したい気持ちがあるからでしょうか。今後さらに、縮小していく人口と経済にあらがわず、それでも愉快に健康に日々を過ごしていくために、有機農業を仕事にするというのは、悪くない選択肢だと思うのです。

現在も、インターンおよび、就職希望者の就業体験などの受け入れをしています。問い合わせ先など、詳しくはホームページお気軽にお問い合わせください。ご連絡をお待ちしています。 大地と自然の恵みHP・求人情報

ホームページ管理人の好きな、宮沢賢治の有名な文章の一部を引用しておきます。
読むたびに、わからないのですが、何かとても大切なことが書かれているような気がしています。
※ 全文はこちらで読めます→ 青空文庫

農民芸術概要綱要(のうみんげいじゅつがいようこうよう)より

農民芸術の興隆

……何故われらの芸術がいま起らねばならないか……

曾つてわれらの師父たちは乏しいながら可成楽しく生きてゐた
そこには芸術も宗教もあった

いまわれらにはただ労働が 生存があるばかりである
宗教は疲れて近代科学に置換され然も科学は冷く暗い
芸術はいまわれらを離れ然もわびしく堕落した
いま宗教家芸術家とは真善若くは美を独占し販るものである

われらに購ふべき力もなく 又さるものを必要とせぬ
いまやわれらは新たに正しき道を行き われらの美をば創らねばならぬ

芸術をもてあの灰色の労働を燃せ
ここにはわれら不断の潔く楽しい創造がある

都人よ 来ってわれらに交れ 世界よ 他意なきわれらを容れよ


posted by 大地と自然の恵みスタッフ at 08:21| Comment(0) | 有機農業の仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月02日

青ゆずの出荷がはじまっています。

9月になりました。長雨が続きましたが、今日はようやくの晴れ間。例年であればまだまだ残暑厳しい時期ですが、今年は拍子抜けぐらい涼しいです。そして出荷がはじまりました。初秋のお楽しみといえば青ゆず!今年は量が少なめですが、ずっしりと充実してきれいな実が成っています。

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わーい。いい香りです。

さわやかな青ゆずの香りにうっとり。実はゴルフボールよりもちょっと大きいぐらいです。果汁を絞るのは10月下旬ごろから、実が黄色く色づいてからですが、青柚子は柚子胡椒の材料にしたり、焼き物、お吸い物の薬味に使ったり。例えば塩だけを振ってグリルで焼いた鶏肉に、青ゆずの皮をおろしたものと、果汁を少しかけるだけで、一気に料亭風?かけるだけなのに、急に料理の腕が上がったような気がします。鶏肉の他、白身魚や青魚などにも合います。

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まだ深い青緑色のゆず。固いです。

この季節限定の上品な香味ですが、これを年中使えるように工夫したのが、最近ブームになっている「ゆず胡椒」です。青い外皮の部分だけを丁寧にすりおろし、青唐辛子と1割程度の塩を加えたものですが、こちらのレシピも研究してみたいと思います。(青唐辛子が一般的には手に入りにくいのがネック)

数量は少ないのですが、弊社ネットショップでも取扱いを開始しました!青ゆずとして出荷できる時期は短いので、欲しい方はお急ぎくださいね。http://yuukinougyou.shop-pro.jp/
posted by 大地と自然の恵みスタッフ at 10:00| Comment(0) | 有機ゆず/yuzu | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月01日

昭和な・なすカレーレシピ

カレー大好き!
今までいろんな野菜レシピを紹介してきましたが、意外となかったカレーのレシピ。最近はスパイスをたくさん使った本格的なカレーを自宅で作っちゃうカレーファンも増えているということですが、手始めにはあまり背伸びせず手作りカレーもハードル低めからはじめたいと思います。

30代で胃腸にダメ出しされる。
カレーといえば、ポピュラーなのは市販の固形ルーをつかったおうちカレーです。が!30過ぎた頃からかしら。食べたらいつも胃がもたれる。。という状況に。かたやお店で辛〜いインドカレーを食べてもへっちゃらだったりするので、なんでだ!?と思っていましたが、原因はこれまた油。常温で固まる油は胃で分解しにくく、胃もたれしがちです。固形のカレールーって夏場も溶けたりしませんものね。お皿洗いした時にあらためてわかるそのしつこさよ。あのこなれなさが食道胃袋で展開しているのですからなるほど、もたれるワケだ。

懐かしカレーへの道・・・
カレーが大好きなので、そこはなんとか固形のルーを使わずに、小麦粉とバターを炒めて作る自家製ルーで、昭和の洋食風カレーを作ってみようと思い立ちます。そう。昔は固形のルーなんてなくて、小麦粉とカレー粉を炒めて自家製のカレールーを作っていたのです。ある程度の年齢以上の人は記憶にあるかも。そんなに難しく考えずに作ってみていただきたいです。

ナスと豚肉の 昭和洋食風カレー
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【材料】4〜5人分

 ・有機なす 2本
 ・玉ねぎ 1個
 ・豚肉こまぎれ 200g +塩、胡椒
 ・塩 小さじ1

 ・水 カップ4はい
 ・醤油 大さじ1
 ・きび砂糖 大さじ1
 ・塩 小さじ1

 カレールー
 ・玉ねぎ 2個
 ・塩 小さじ1
 ・有機生姜 ひとかけ(すりおろしで大さじ1)
 ・にんにく ひとかけ(すりおろしおおさじ1)
 ・バター 20g
 ・油 大さじ2
 ・カレー粉 大さじ3
 ・薄力粉 大さじ3
 ・トマトケチャップ 大さじ4

ひとことメモ

主な具材は、玉ねぎとナスと豚肉です。お好みで他の野菜を入れてもいいですが、味噌汁と同じで取り合わせはセンス。今回のレシピにジャガイモ人参は入れないでくれというのが、レシピ開発者のこだわりです。これに足すとしたらミニトマトとかしめじかな。
カレー粉は、いろんなメーカーから出ています。オーガニックのものもあるのですが、問題はその配合。。数種使ってみたものの、いまだ好みのものが見つからず、今回はどこでも入手できるポピュラーな赤い缶入り(王道のS&B赤缶)を使用しました。
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これですね。。どうやらDNAに刷り込まれた絶妙のバランスは得難い。この配合で有機を切望しますよ!

これも原料はスパイスのみで、添加物は入っていないのですが、有機栽培のスパイスを使用したカレー粉があればうれしい。(おや!ガラムマサラはあるみたいですね→https://www.sbfoods.co.jp/products/detail/15458.html 次回はこれにターメリック足して使ってみます)

【作り方】

1・ルーを作ります。
たまねぎ2個を半分に割り、繊維を断ち切る方向で薄切りします。にんにく、生姜は皮をむいてすりおろし、またはみじん切りにします。

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とんがりを上として、横にスライスしている。これで、みじん切りにせずとも、炒めるうちにこなれます。

鍋にバターと油を入れて弱火で溶かし、切った玉ねぎと、にんにく、生姜、塩小さじ1を入れて中火で炒めます。全体に火が通って、玉ねぎが透明になったらいったん火を止めて、蓋をして蒸らします。
※ 玉ねぎをあめ色に炒める時、ずっと加熱し続けるよりも、加熱→蒸らしを繰り返す方が、調理時間もガス代も節約できます。蒸らしている間に他の作業を進めましょう。

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炒め1セット終了はこんくらい。

5分ぐらい蒸らしてから、再度火を通し、全体がふつふつと熱くなって薄く色づいてきたらまた火を止めて蒸らします。

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そして2セット目。
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3セット目。

さらに5分蒸らしてから炒め、薄茶色になったら、油大さじ1とカレー粉、薄力粉、塩、トマトケチャップを入れてこげつく寸前まで弱火でじっくりと炒めます。
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鍋底がほんの少し焦げる!ぐらいの時に火を止めて。焦がし過ぎも注意。これにて特製ルーの完成。余分に作って冷凍しておくと便利!

2・具材を調理します。
ナスは縦4等分にして、画像のような細めの乱切りにします。玉ねぎは半分に切ってから繊維にそって大きめに切ります。
豚こまぎれは、食べやすい大きさに切って、塩、胡椒をしておきます。

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なすはこんな感じ。食べやすい大きさを意識して。

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玉ねぎは、ルーの時とは逆の方向、やや大きめに切る。

3・鍋に油を大さじ1入れ、弱火であたためて鍋底全体に広げ、中火にしてから豚細切れを入れて、8割火が通るぐらい(少しピンク色が残るぐらい)炒めます。次に野菜と塩小さじ1を入れて強火で炒め、全体にしんなりしたら水カップ4を入れ、蓋をして中火で15分ぐらい煮ます。野菜に火が通ったら、醤油ときび砂糖を入れてさらに5分煮て火を止めます。

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豚肉に8割ぐらい火が通ったら野菜と塩小さじ1を入れます。(ここでの塩は野菜から水分を引き出すために使っています)

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玉ねぎがしんなりしたところで、水を入れる。

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煮えました。実はこのままでもちょっと美味しい。

4・最後にルーを加えて味を整えます。
ルーの鍋に煮汁を少しずつ加えてゆるめてから、具材の鍋に戻し、煮立ててから、味を整えて完成です。
※ 味を整えるのは塩、醤油、ケチャップの他、和風だしの素(化学調味料無添加のもの)なんかを加えてもおいしいです。



posted by 大地と自然の恵みスタッフ at 09:30| Comment(0) | 有機なす | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする