2020年01月12日

ミニトマトたちの新居紹介! 工夫がいっぱいの最新ハウス事情

昨年から稼働したばかりの新しいハウスで、ミニトマトの収穫がはじまっています。新しいハウスは環境配慮型の省エネタイプ。寒い時期でも太陽光を最大限に利用し、燃料を節約するためにハウス内の温度調整が自動的にできるように機械制御されています。2018年に導入された「低コスト耐候性ハウス施設」の2019年新設棟で
(詳しくはhttp://yuukinougyou.seesaa.net/article/462310071.html寒い露地とはうらはらに、あたたかく快適なハウスの中、ご機嫌なミニトマトは、すずなりの実をつけてくれています。

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ハウス内はこんな感じでミニトマトが鈴なりになっております。

撮影のためにハウスに入った時は、朝の9時ごろ、お日様の光がハウス全体にそそぎ、気温が上がりはじめたのを自動的に感知したハイテクハウスさんが暖房を止めて、内張りの巻き取りをはじめていました。賢い!!

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暖房も、ハウスの隅々までいきわたるように、筒状のビニール製ダクトが取り付けられています。

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こんな感じで、畝の間をビニールのダクトが伸びていて、暖房器から離れたところまで暖気を運んでいます。

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夜間や早朝は気温が下がるので内張りが閉じています。

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日が差し始めてハウス内の気温が上昇してくると、内張りは自動的に巻き取られていきます。

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自動巻き取りが終了。

冬場でも晴れる日が多く、日照時間が長いのが南国高知の強みです。寒い日でもお日様さえ出ていればハウスの中はポカポカで汗ばむほど。朝晩は冷えますが、外気の影響を少なくする工夫で、暖房に使う燃料も節約できるという訳。

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暖房用の燃料は排気ガスの出ないGLT燃料を使用しています。排出される二酸化炭素は植物の成長のために欠かせないため、ハウス内に戻して一石二鳥。農薬を使わないからこそ、生育環境を整備して、作物が本来持っている力を最大限引き出す工夫をしています。

安全な野菜を安定して届けるために...
安全な野菜を安定して届け続けるということは、それができている時は当たり前のようで、特別に評価を受けることもありませんが、気候や環境に大きく左右される有機農業において、実はとても難しい課題でもあります。

農業はデスクワークのように天候に大きく左右されない仕事とは違い、忙しい時期とそうでない時期の格差が大きいのですが、働いてくれるスタッフの生活の安定を考えれば、忙しい時だけ雇用するという形式では継続が難しくなっています。

高知県は、消費地である関西、関東の都会と比べて温暖で、都市近郊のの生産地よりも早い時期野菜が収穫できるという利点もありますが、さらに施設を利用することで、季節によって生産と仕事量の波が大きくならないように工夫してきました。ただし、この方法が、いつどのような場合にも正しい訳ではなく、常に工夫と試行錯誤を繰り返していくのが農業のありかただと思っています。


posted by 大地と自然の恵みスタッフ at 07:00| Comment(0) | 有機ミニトマト/tomato | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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