2020年11月16日

ミニトマトすくすく

先週まで、スタッフ全員総がかりで生姜の収穫にあたっておりましたが、その大仕事もようやく終わって、これからは通年収穫のあるネギとニラの他、柚子の収穫、さらに、冬に収穫する作物のお世話が目白押しです。

先月定植したばかりのミニトマトはまだスタッフの背丈よりも低いのですが、順調に成長していて、固く緑色だった実も少しずつ色づきはじめています。このペースだと、12月初旬には収穫をスタートできるでしょうか。

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伸びてきた枝を誘引(紐で釣り上げたり、専用のクリップで止めたりする作業)しつつ、果実に日光が当たるように下葉を取り除いています。

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ミニトマトは房のように実り、根元に近い方から順に赤く色付いています。

今回は前回悩まされた「黄化葉巻病」に耐性のある品種を採用しましたので、そちらの被害はないものの、一部サビダニという肉眼では見えない害虫なども発生していて、葉カキや誘引の作業をしながら一株一株の健康チェックが怠れません。

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これはトマトサビダニにやられた苗。葉っぱが一部、茶色くなって枯れています。

ミニトマトの果実が赤くなるためには、お日さまの光にあたることが重要なのですが、余分な下部の葉をかきとって、日当たりと風通しが良くなるように苗を仕立てる必要があります。この葉カキの作業は、広いハウスの中で長時間コツコツと行うことになるので、意識しないでいると、単に作業として通り過ぎてしまいますが、実はこの作業中こそ、作物の微妙な変化に気づくための大切な機会になるので、ボンヤリ上の空ではいけません。一株一株、何か変わったことがないか、愛情深く観察しています。
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2020年10月12日

ミニトマトの苗を植えました。

今年は台風と病気のため、例年より早めに終了となったミニトマトですが、今月に入り、新しい苗の定植がはじまっています。今回は以前にもここで紹介したトマトの病気、「黄化葉巻病」の対策として、耐病性のある新しい品種を導入しました。

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これが黄化葉巻病にり患したミニトマト苗 

全国のトマト農家を悩ませている黄化葉巻病ですが、流行し始めたのはここ10年ぐらいの間です。虫や病気については、ある病気を克服したら、他の病気が流行り、それを媒介する虫もまた増えたり減ったりを繰り返すので、その荒波をサーフィンをするように乗りこなしていくほかありません。変化し続ける自然環境の中で、これさえすれば大丈夫というような、安定的に有効な対策はありません。常に新しい方法を試し、植物の反応を観察します。植物は喋りませんので、生育の中で示される細かなサインを見逃さない感性が重要です。

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今回新しく選んだ品種は、耐病性の他、食味も良いことがセールスポイントの新品種です。

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水やりや誘引などの作業をしながらも作物の様子に気を配り、元気がない株があれば、元気で勢いのある株と何が違うのか考えてみます。

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誘引用の紐を取り付けています。
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2020年08月10日

お野菜担当マネージャー

大地と自然の恵みでは生姜やミニトマトの他に、季節ごと色々な作物を育てていますが、有機農家の中では、種類が限定されている方かもしれません。やみくもに品目を増やすと資材や包材の在庫が増えて効率が悪いのですが、かといって特定の野菜に絞ることは、それがダメになればおしまいということになり、有機でやるにはリスクが高すぎます。作物選定の方針についてはホームページの方でも紹介していますが、この土地の気候風土に合っていて、作物に無理をさせないこと、日々自分達が食べて微妙な味の変化にも心を配ることができるような作物を厳選して育ててるということが基本です。

スタッフは入社してからしばらく、新人の頃は色々な作物の作業をまんべんなく担当して、たくさんある作業をひとつひとつ覚えていきますが、ある程度経験がついてから後は、どれかの作物を主に受け持つことになります。昨年入社の北野君はまだ若いですが、入社前にも県内のトマト農家で研修していたことがあり、最近ミニトマトの担当になりました。(ちなみにミニトマトの担当はもうひとりいます)ホームページのスタッフ紹介でもトマト好きであることを公言していた彼は、将来的にもトマト農家をやりたいという希望があったところからの抜擢です。

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ミニトマトは作業の種類や頻度も多く、マメに構ってやらないとすぐに機嫌を損ねる作物のようです。夏のイメージがあるトマトですが、実は雨や湿度が苦手。湿度の高い高知の夏で、ほおっておくとすぐに病気になってしまいます。自然に育って収穫できるサイクルだと問題にならないことも、年中出荷するとなれば、それなりのケアが必要なのはわかります。実際、ハウスのトマトが一番好調なのは5月から6月頃。日照時間も気温もほどほどで次々に実が色づきます。

現在ミニトマトを収穫しているハウスは社屋の近くで、一棟は収穫終了間近、もう一棟の方は収穫がはじまったばかりです。植え付けを少しずつずらすことによって、途切れずに収穫、また出荷できるようにしています。

北野君に現在のミニトマトの様子を聞くと、実はあまり良くない。とのこと。素人の私が見ると、特に問題なく元気そうに見える株ばかりなのですが、現場はなかなかシビア。何が問題か聞いてみると、一部で「トマト黄化葉巻病」という病気が発生していると教えてくれました。

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これがその「黄化葉巻病」にり患している株です。

枯れていたり萎れていたりするのではなく、色や形が少し変化しているだけなので、知らないと見逃します。
これは「タバココナジラミ」という小さな虫が媒介するウィルスが原因の病気で、このウィルスにり患した株では先端から、葉っぱの縁が黄色くなり、端から形がくるんと巻いて縮れたようになって、成長が止まり、実もほとんどつかなくなります。

慣行では、このような株を見つけたら直ちに株ごと引き抜いて、媒介するタバココナジラミを駆逐する薬剤を散布するようですが、有機栽培ではそうもいきませんので、かわりに天敵の「サバクツヤコバチ」を放しています。

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これが天敵「サバクツヤコバチ」の蛹がついている5cmくらいの小さなタグ


天敵は小さな台紙に蛹の状態でついているので、設置後しばらくおくと羽化して、ハウス内にいる「タバココナジラミ」を捕食します。

さらに見ると、り患している株も引き抜かれる様子もありませんので、そのあたりを代表に確認してみると、現時点では病気が大きく広がる様子はないので、天敵で緩和する程度で様子を見ているのだとか。これもまた「ウィルス」の仕業だとすると、今だから色々と考えさせられることがあります。いずれも、経験の積み重ねと判断のタイミングでしょうか。ウィルスとの知恵比べは続きます。

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2020年01月12日

ミニトマトたちの新居紹介! 工夫がいっぱいの最新ハウス事情

昨年から稼働したばかりの新しいハウスで、ミニトマトの収穫がはじまっています。新しいハウスは環境配慮型の省エネタイプ。寒い時期でも太陽光を最大限に利用し、燃料を節約するためにハウス内の温度調整が自動的にできるように機械制御されています。2018年に導入された「低コスト耐候性ハウス施設」の2019年新設棟で
(詳しくはhttp://yuukinougyou.seesaa.net/article/462310071.html寒い露地とはうらはらに、あたたかく快適なハウスの中、ご機嫌なミニトマトは、すずなりの実をつけてくれています。

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ハウス内はこんな感じでミニトマトが鈴なりになっております。

撮影のためにハウスに入った時は、朝の9時ごろ、お日様の光がハウス全体にそそぎ、気温が上がりはじめたのを自動的に感知したハイテクハウスさんが暖房を止めて、内張りの巻き取りをはじめていました。賢い!!

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暖房も、ハウスの隅々までいきわたるように、筒状のビニール製ダクトが取り付けられています。

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こんな感じで、畝の間をビニールのダクトが伸びていて、暖房器から離れたところまで暖気を運んでいます。

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夜間や早朝は気温が下がるので内張りが閉じています。

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日が差し始めてハウス内の気温が上昇してくると、内張りは自動的に巻き取られていきます。

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自動巻き取りが終了。

冬場でも晴れる日が多く、日照時間が長いのが南国高知の強みです。寒い日でもお日様さえ出ていればハウスの中はポカポカで汗ばむほど。朝晩は冷えますが、外気の影響を少なくする工夫で、暖房に使う燃料も節約できるという訳。

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暖房用の燃料は排気ガスの出ないGLT燃料を使用しています。排出される二酸化炭素は植物の成長のために欠かせないため、ハウス内に戻して一石二鳥。農薬を使わないからこそ、生育環境を整備して、作物が本来持っている力を最大限引き出す工夫をしています。

安全な野菜を安定して届けるために...
安全な野菜を安定して届け続けるということは、それができている時は当たり前のようで、特別に評価を受けることもありませんが、気候や環境に大きく左右される有機農業において、実はとても難しい課題でもあります。

農業はデスクワークのように天候に大きく左右されない仕事とは違い、忙しい時期とそうでない時期の格差が大きいのですが、働いてくれるスタッフの生活の安定を考えれば、忙しい時だけ雇用するという形式では継続が難しくなっています。

高知県は、消費地である関西、関東の都会と比べて温暖で、都市近郊のの生産地よりも早い時期野菜が収穫できるという利点もありますが、さらに施設を利用することで、季節によって生産と仕事量の波が大きくならないように工夫してきました。ただし、この方法が、いつどのような場合にも正しい訳ではなく、常に工夫と試行錯誤を繰り返していくのが農業のありかただと思っています。


posted by 大地と自然の恵みスタッフ at 07:00| Comment(0) | 有機ミニトマト/tomato | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月15日

ミニトマトの苗を植えました。 抑制栽培って何だろう?

今日はミニトマトの苗を植えました。去年までは、8月は出荷をお休みしていたミニトマトですが、今年からは真夏も出荷できるように鋭意画策中です。

トマトは夏の野菜なので、暑いところが好きそうなイメージですが、冷涼で乾燥した南米の高地原産の植物なので、日照を好む割に、高温多湿には弱いのです。ですから、雨が多くて日差しの強い高知の真夏に栽培するとなると、色々と工夫になるという訳。雨よけのためにハウス内で栽培するのですが、気温が上がりすぎるのを防ぐため、資材などを使って生育環境を整えることを抑制栽培というのだとか。ハウスといえば、加温するための施設、という印象がありましたが、冷房を取り付けるでもなく、気温を抑える方法があるなんて、驚きです。 そんな方法があるなら人間の生活にも応用してみたい。

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ちょうど都合よく数日間は曇りや雨の予報が続いていますが、植え付けは手早く済ませてしまわないと折角の苗がしおれてしまうので植え付けは急ピッチ。オクラの収穫を済ませたスタッフも合流して一気に片付けます。

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今回植えた苗は「べにすずめ」という品種。食味がよくて、たくさん収穫できるのはもちろんのこと、いつもお世話になっているマルハナバチ君がいなくても自分で受粉するのだそう。なんとびっくり!


今回使うマルチフィルムは銀色。これも抑制栽培のための工夫。銀色のマルチフィルムは光を反射するので、地温の上昇を抑えます。さらに、葉裏に住む害虫に光をあてて退治。一石二鳥です。植え付けは、この銀のマルチに30cm間隔で植え穴を開け、そこに苗を植えつけていきます。植え付けに時間がかからないように、この穴は苗が届く前にあけておきます。効率よく育てて収穫するために、株間を正確に取ることはとても重要!スタッフは必ずメジャーで測っていますよ。

今のところ、気温が低めで推移している今年の夏。高知県ではまだ梅雨も明けぬままですが、7月も折り返しです。夏本番に向け、高知から全国に元気のいい有機夏野菜をお届けできるように日々工夫。何より自分たちが毎日食べたいおいしいお野菜、ますます追求してまいります。

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雨が大好きアマガエル君。ミニトマトを植えたハウスの外にいました。鮮やかな黄緑色がかわいいな。
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2019年04月10日

ミニトマト祭りはじまる!

4月になって、一週間、月初めはびっくりするほど気温が低い日もありましたが、先週末ぐらいからようやく気温も上がってきました。ハウスの中は暖かいとはいえ、外気温が低いうちは、ミニトマトがなかなか赤くならず、収穫もさほど多くなりませんが、ここにきてターボがかかったように沢山取れるようになってきました。もちろん味の方もぐぐっとコク味。お日様の力万歳ですね。

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真っ赤なミニトマトがざっくざく!の、収穫コンテナの中身です。おいしそう!

収穫も急ピッチ。うっかりすると熟しすぎて落ちてしまいます。忙しいけれども、丁寧に!がモットー。今年三年目の研修生、インドネシアから来ているムアンマル君収穫のコツを聞いてみました。もちろん日本語で!ここで外国語挫折組としては大尊敬してしまう訳です。(うっかり母国語も怪しい時がありますが。。)

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彼は研修期間も終りに近づき、すっかり慣れた手つきです。

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手元をズーム。トマトの実のヘタの部分から、少し上に折れてくびれたところが見えますか?ここを軽く押すとヘタ付きのままきれいに実が外れるのですって。トマトは緑色のヘタの部分が外れてしまうと商品価値がなくなってしまうので、重要なポイントです。

研修生の皆さんは、収穫作業はもちろん、元肥をまいて耕すところから、すべての作業にかかわり、施設栽培の方法を学びます。もうすぐテストがあるとかで、作業の後は勉強も。みんながんばっています。

これから5月までが収穫のピークです。味も一番美味しい時期。自慢のミニトマトを是非たくさん食べていただきたいです。ご注文お待ちしています。

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2019年01月21日

ミニトマト、一月の収穫風景

今年は、昨年よりも暖かい冬になりましたが、1月も後半となり、いよいよ一年で一番冷え込むシーズンです。

寒い野外とは別世界のハウスの中では、先月からミニトマトの収穫がはじまっています。まだ数が少ないのですが、貴重な赤い実をスタッフがひとつひとつ丁寧に摘み取っています。
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10月に定植してから約3ヶ月のミニトマトです。ぶどうの房のようにたくさんの実が実っています。

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付け根に近い方から色づきます。ヒスイのような緑から、黄色、朱色へのグラデーションが美しい。

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低いところの収穫は腰をかがめての作業。なかなか大変ですが丁寧に作業しています。

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受粉のお仕事をしてくれるハチさんです。モフモフ❤️

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ハチさんたちは、こんな箱ごと送られてきて、ハウスに派遣されます。

ミニトマトや茄子のハウスでは、「クロマルハナバチ」という日本原産の蜂が働いています。
施設の中は、外部から害虫が侵入しにくいのがメリットですが、受粉作業をしてくれるハチやアブも入れないので、彼らは群れ単位で購入しています。一箱一群2万数千円。。とても働き者です。なくてはならない存在。

隣のハウスでは、時期をずらして定植した苗が成長中です。こちらは来月末あたりから収穫が始まります。


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2019年01月09日

ミニトマトの収穫がはじまりました。

トマトといえば真夏のイメージですが、ハウス栽培のトマトはこれから収穫がはじまり、今収穫がはじまった株は、3月頃までが収穫期となります。ハウスごとに定植時期をずらして栽培しているので、これから夏までリレー形式で収穫が続きます。外は凍える寒さですが、トマトのハウスはぽっかぽかです。(事務所よりもあたたかい!!)
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気温が低いと、色づきが遅くなるのですが、ようやく色づいてきました。収穫はじめは量もすくなめですが、これから徐々に増えていきます。

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この画像でスタッフがやっているのは、収穫の合間の大切な作業、「下葉かき」です。
葉っぱが込み合うと、風通しや日当たりが悪くなり、実の色づきが悪くなったり、病気にかかったりすることがあるので、収穫した枝の下葉はこまめに取り去ることが大切です。

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このように。着果している枝の周りには葉っぱがありません。枝の茶色くなっている部分が、下葉を取り去ったあとです。
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2018年12月03日

ミニトマト成長記録

12月に入りました。外は雨です。今月収穫が始まる野菜にミニトマトと菜花があります。

ミニトマトはハウス栽培です。今年のトマトは先日こちらでも紹介した新しいハウスで栽培しています。既に植え付け済のハウスでは、既に青い実がたくさん実っていました。こちらは12月中旬から収穫がはじまります。
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今は綺麗なヒスイのような緑色です。これがだんだんと赤くなります。

隣のハウスでは苗を新しく植え付けています。マルチに穴をあけて、苗を植え付け、天井にはりめぐらされているステンレスのワイヤーに紐をかけてつり下げます。
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ひと畝で何十株ものトマトを支えるために、こんなにしっかりしたステンレスのワイヤーを2列でつかいます。
これに紐をかけて、トマトを釣り上げています。

ミニトマトの株は思ったより大きくなるので、野菜、というよりも小さめの木のようです。全体の重さを支えるとなると、つり下げている場所に負荷がかかって、株が傷みますが、トマト農家では、紐を直接結び付けるのではなく、洗濯バサミのような専用クリップで茎の部分をつかみ、これを大きくなるにしたがって増やしたり、移動したりすることで負荷を軽減しています。
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成長にしたがってこまめに動かせるので、トマトの株への負担が少なくなるのですね。

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一株ひとかぶ、丁寧に紐を取り付けていきます。ハウスが広いので、これもなかなか時間がかかる作業。

家庭菜園では、支柱を立ててそれに括り付けたりしていますが、それに比べるとかなり合理的。ミニトマトの皆さんも快適そうです。農薬や化学肥料に頼らないためには、まず植物として元気であることが大前提ですが、生育環境を整えることにもいろいろな工夫があるのですね。




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2018年10月22日

ミニトマトの新しいハウス

先週から引き続き、快晴の韮生野からお届けしています。
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本日の定点観測。山がひときわ冴え冴えと青いですね。

今シーズンから稼働する、あたしい設備のご紹介です。これが、なんとハイテクスーパーハウス。
「低コスト耐候性ハウス施設」っていうそうですが、一体普通のハウスとどこが違うの?
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ジャーン。と、これが噂のハウスですよ。

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中に入るとミニトマトの苗がずらり。先週植えたばかりです。

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苗はまだ小さいけれど、もう花がついていて、かわいさひとしお。

撮影から戻ってきて、社長に色々質問してみましたよ。取材によるとこのハウス設備の新しい特徴は
・炭酸ガス発生機
・日射比例灌水装置
・細霧冷房
の3つ。はじめて聞く設備名ばかりなのでさらに質問。

まず、「炭酸ガス発生機」
ですが、これは暖房と連動しています。従来型のハウスでは燃料として重油を使っていましたが、新しいハウスでは重油の代わりにGTLという排気ガスの出ない燃料を使っています。このGTLは燃やしても、水と炭酸ガスしか排出されませんが、この炭酸ガスは植物の成長に欠かせないものです。暖房と同時に、この炭酸ガスをハウス内に供給するのが、この炭酸ガス発生機という訳です。

次に、「日射比例灌水装置」
これは、温度と日照によって、灌水を自動制御する設備。広いハウス内の乾燥度合いを細かくモニターして適切な量とタイミングで灌水することができます。

そして、「細霧冷房」
細かい霧を発生させることによって、気化熱を利用して、ハウス内の気温を下げるというもの。これからの時期は使いませんが、夏場の高温対策に使用します。

他にも、自動的に側面のビニールを巻き上げて換気してくれたり、なんとも賢いハウス。中で働くスタッフの負担も軽くなります。

これからしばらくの生育期間を経て、収穫がはじまるのがだいたい12月中旬から。新しい設備の真価が問われますね。引き続き経過を報告していきます。





posted by 大地と自然の恵みスタッフ at 10:45| Comment(0) | 有機ミニトマト/tomato | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする