2018年09月10日

おいしくて栄養価が高いお野菜とは。

180207tomato03.jpg
「有機野菜は体によい」というのはあくまでイメージで、実際のデータではどうなっているのだろう?
農業に携わるものでなく、野菜を購入するお客様の側としても、大いに気になる点だと思います。

日々畑に立ち、作物と付き合っている農家は、細かい検査をして具体的な数値を出さなくても、「おいしい野菜」を見分けることができますが、有機野菜だからといって、かならずしもその条件にあてはまるものではありません。

野菜を作っている一方で、自分たちが作っていない農産物や、その加工品などを購入することもあります。生産者ではなく、生活者の立場で考えた時、自分たちが求めて食べたい野菜は、有機野菜であるという以前に、健康的でおいしい野菜なのです。

有機栽培で野菜を育てることが、「有機野菜というブランドラベルのついた野菜」を作ることが目的になってはいけないと思っています。

野菜を育てるスタッフひとりひとりが、自分たちの育てた野菜は美味しい!と自信を持って言えることはもちろん、時々客観的なデータを取ってその美味しさと健康効果を裏付ける試みをしています。味の評価ポイントである糖度や食感、健康効果の高さを見る、抗酸化力の数値やビタミン類の含有量などを調べていただきました。
今回、大地と自然の恵みからサンプルを提出したのは、ミニトマト、オクラ、青ねぎの三種類です。

結果、それぞれの食味評価が5点満点の4〜5点、栄養価においても、平均を上回る結果が出ました。
P1090185.jpg
これからも美味しく、栄養のある、健康な野菜作りに精進してまいります。

posted by 大地と自然の恵みスタッフ at 11:04| Comment(0) | 有機栽培の技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月17日

超小さいスタッフ大活躍中!

日に日に気温も上がり、雨が増えるこの季節、だんだん元気になるのは植物だけではなく、農家にとってあまりありがたくない害虫も活発に活動を始めます。芋虫などは人間のスタッフも見つけ次第捕獲する訳ですが、もっと小さい「アザミウマ」や「コナダニ」になると、探すのも大変。農薬無しで駆除するのは至難の技でした。そこで協力な助っ人となるのが天敵昆虫です。

今日は社長の案内で、そんなハンターたちを直撃取材。とあるハウスに向かいます。

たどり着いたこちら、なんだか見慣れぬ背丈の大きな植物が植わっています。これは作物ではなく、ハンターたちのお家として植えられて売る「クレオメ」というアフリカ原産の植物。「アザミウマ」などを好んで食べる「タバコカスミカメ」が集まる植物です。
いわば従業員のために快適な社宅(クレオメ)と食事(食べ放題。捕獲からセルフサービスでどうぞ)を用意して待ち構えるという作戦。なかなかの好待遇じゃないですか。
kureone01.jpg
こちらがクレオメ、大人の背丈ほどになります。

kureone02.jpg

kureone03.jpg花の形は彼岸花みたいな感じ、ピンクや白の花がなかなか美しい。

ここで早速、小さいハンターたちを直撃すべく探しますが、なかなか発見できません。そうこうしているうちにハウスの中の気温が上がってきました。暑い・・社長!見つかりませんよ・・・。

しかし、もう一度近づいてよくよく見ると、すごく小さい緑色のヤツが動いた!
tenteki01.jpg
クイズ:この画像の中にいる極小ハンターを探せ!

tenteki02.jpg
正解がこちら、見えましたか?緑色で体長4mm、保護色だから敵にも我々にも見つかりにくいという訳。

彼らが取り付いたクレオメを害虫が発生している作物の近くに持って行くことで、ハンティングがはじまります。人間の都合で恐縮ですが、できれば厄介な害虫をもりもり食べていただきたい。応援していますよ。

そして当然というか、彼ら小さいスタッフがいる畑では、農薬を使うことはできません。
有機農業ではすでに常識となった天敵による害虫対策ですが、最近では慣行農業でも利用が広まっているとか。
予想される病害虫の駆除にいつも農薬を使用するのではなく、生物の多様性の中でバランスを取る、という考え方が少しずつ当たり前になってきているのかもしれません。

posted by 大地と自然の恵みスタッフ at 08:00| Comment(0) | 有機栽培の技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする