2019年03月04日

今週の大地と自然の恵み

週末からお天気はやや崩れ気味でしたが、朝にはやんで、雲の切れ間から光がさしはじめました。窓のない事務所を出て、雨上がりの畑を見に行きます。まだ雲が多いものの、気温は高めです。そうだ今日はもう3月。

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湿度高めの朝。畑から見上げれば、霞たなびく山と空。
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そして足元には、蓮華の花。レンゲは花の時期が長くて、田植えがはじまる5月頃まで咲いています。

現在収穫が忙しいのは、青ねぎとパセリです。気温が低いとなかなか大きくなってくれませんが、ここにきて急成長。勢いがついてきました。
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もこもこモリモリしてきたパセリさんたちの様子です。
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こちら青ネギ。まだ背丈は低めですが、ぴちぴちと張りがあって元気。

青ネギも気温が低いとなんとなく横に低く広がっていきますが、ようやく上に伸びる気になってくれたでしょうか。これからもどんどん大きくなりそうなパセリと青ネギ、沢山の方に食べていただけるとうれしいです。
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2019年02月25日

生姜仕事はじまりました!

2月もそろそろ終わり。今年は例年より暖かくなるのが早いようで、春夏の作の準備を前倒しでやらなきゃいけないかも。と少々焦り気味の今日この頃。いよいよ生姜仕事が始動しました。

ハウスと露地の畑、それぞれ手分けして植え付け準備、まずはハウスの畑で畝立て植え付け。あらかじめ元肥を撒いて耕しておいたところに管理機で溝を切り、種生姜を丁寧にうえていきます。

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こちらが畝立てに浸かっている「管理機」という農機具です。昔は鍬を使ってやっていた作業ですね。

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右側に見えるのはメジャーテープ。こうやって正確に間隔を計りながら、丁寧に植えています。向きも重要!

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一方、こちらは露地栽培の畑です。これは何をやっているかというと、広い畑に、効率よく、まっすぐに畝立てをするために、畑にテープ置いているところ。広い畑なので結構手間ですが、地道に一歩一歩。手入れや収穫の時の仕事のしやすさなどもイメージしながら畝幅を設定しています。

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置いたテープを目安に、こちらも管理機を使って畝立てまで。露地の植え付けの方は、もう少しあたたかくなってからですが、既に日差しは春の気配。南国土佐の春はいつもより早くやってきそうです。
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2019年02月18日

安心野菜の目印 〜有機JAS認証のこと〜

大地と自然の恵みでは、生産しているすべての農産物に対して、有機JAS認証を取得しています。お野菜のパッケージに、こんなマークが印刷されています。

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これは青ねぎのパッケージ。右上に見えるのが有機JASのマークです。

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さらにぐぐーっと寄ってみました。これが有機JAS野菜の目印です。

この有機JAS認証を取得するには、農薬、肥料、圃場の環境など、さまざまな取り決めに対して記録を作成し、規程を守って生産しているということを証明する必要があります。実はこれがなかなか大変です。本音を言うと、農家はできるだけ畑に出て畑仕事をしていたい。作物の面倒をみたり、畑とその周りの環境を整えたり、やることはいくらでもあります。

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それでも、毎年この認証を取得するための記録や書類作成に多くの時間を費やすのは、我々の仕事、有機農業の価値を、遠く離れたお客さんにも伝えたい、という思いがあるからです。

田舎では、あちこちに田畑があり、そこで何が行われているか、ある程度見ることもできますが、都会のお店で野菜を選ぶ人には、畑の様子は見えません。ですから、通常は、お店で手に取った野菜、自分や家族の口に入る食べ物が、どんな風に作られているのか、お客さんがひとつひとつ確認するのはとても難しいと思います。そんな時に、有機JASのマークが安心の手がかりになるならば、苦手な事務仕事に苦労した甲斐があります。

手間のかかる方法で、費用もかかります。単純に野菜を売って利益を得たい、と、考えるのなら、割りに合わないと思うのも理解できます。それでも、この場所で野菜を作り続けたい、値段以上に自分たちも食べて納得のいくもの、美味しくて安全なものを、と考えた末、私たちはこの方法を選びました。

有機野菜はそうでない野菜よりも割高になります。それでも、この取り組みを評価して、私達の野菜を選んでくださる人がいるからこそ、このやり方を続けることができています。そして有機野菜を選ぶお客さんも、年々増えてきています。

目先の利益、今の自分たちのお財布の中身、だけではなく、将来のこと、自分や家族の健康のことから、私たちの足元にある大地や大気、海や川のことまで、買い物を通してできることは、思ったよりも大きいのではないでしょうか。



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2019年02月14日

野菜畑でお花見?

お客さんの元に届くのは、収穫されたお野菜ですが、そのお野菜を収穫するまで、さらに収穫した後と、農産物は土と畑と、さらにその土地土地の風土に繋がっているものなのです。時々、お野菜たちの故郷の様子や、植物としてのお野菜の成長の様子なども見ていただけると、なんとなく嬉しいという、これは我が子同然に可愛がってきた農家の親バカでしょうか。。

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早春の陽光に輝く黄金色の花たちなのです。

野菜の花はとても美しいのですが、食べる人の目に触れることがあまりないのがちょっと残念な気もします。な花の場合、花野菜ですので、しばらくコップにでも差しておけば花が咲いたりしますが、一本の可憐な様子とはまったく違う、圧倒的な畑の様子を是非見ていただきたい。毎年ですが、この光景を見るためにな花を植えてもいいんではないかと思っちゃいます。

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ただいま満開!圧巻の菜の花畑の様子がこちら!!

写真では伝わらないのがざんねんですが、この菜の花畑、美しいだけではなくて、すごーく甘い香りがします。
むせかえる蜜の香り。ミツバチや蝶じゃなくてもクラクラします。美味しくて、栄養価も高くて、収穫後はお花見もできるなんて、こんなお得な作物はないなーと思うのですが。次回の出荷はまた年末12月ごろから。またよろしくお願いします。

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2019年02月04日

ごはんが進んで止まらない 茄子とニラ、豚肉の南蛮風

茄子を油で調理した料理っておいしいですよね。トロリととろける果肉に絡まる油。。味を濃い目につけたら、白いご飯が止まらなくなる魔のおかずになります。素材ごとに、相性、というものがありますが、これはみんな好きでしょ?という最強の組み合わせ、「茄子・にら・豚肉」を使った間違いのないレシピです。

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ダイエット中の人は、いったん忘れて?調理終了後にごはんが炊き上がるようにセットするのを忘れずに、いざ、最強のごはん友を作りましょう。冷めてもおいしいので、大目に作って、お弁当のおかずにするのもおすすめですよー♪

まずは材料を用意しましょう。

【材 料】約2〜3人分

・有機茄子 3本
・有機にら 一束
・豚肉細切れ 100g
・塩 少々
・片栗粉 大さじ1
・揚げ油 適宜 ※1 低温圧搾の菜種油

・調味液
|・しょうゆ 大さじ1と1/2
|・みりん 大さじ1
|・きび砂糖 小さじ1/2
|・米酢 大さじ1/2
|・水 大さじ2
|・しょうが 1かけ
|・にんにく 1かけ
 ※ さらにお好みで鷹の爪や豆板醤などの辛味を加えても美味。

※1 大事なことなので、しつこく。揚げ油は低温圧搾の菜種油推奨です。特にお茄子は油を吸うので、半分油を食べているようなもの。低温圧搾の菜種油は、油の香りや風味がよく、油もたれしにくいおいしい油です。しっかりと漉して新しい油をつぎ足しながら使えば安価な油よりも長持ちするので、結果的には経済的かも。ただし、油の温度を高くしすぎたり、肉や魚を多く揚げたりすると酸化しやすいので、ぶくぶく泡が出て色が濃くなったり、風味が落ちたら新聞紙などに吸わせて、適切に廃棄するようにしましょう。

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自慢の有機茄子とニラ!さらに生姜もわたしたちの畑から!自給率高めのレシピとなっております。
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レシピ担当が使用している油はこちら。他に、鹿北製油さんのなたね油もおすすめ。
自然食品を取り扱うお店で入手できます。


【作り方】

1・材料を準備します。
茄子は縦に四等分し、画像のように食べやすい大きさに切ります。(斜めに切ると火が通りやすくなります)
ニラは4〜5cmに、豚コマ切れも食べやすい大きさに切ります。

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2・豚肉の細切れに塩少々と片栗粉をまぶします。
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片栗粉をまぶして揚げておくと、調味液がトロリとからむのです。

3・しょうゆ、みりん、砂糖、米酢ににんにくと生姜のすりおろしを加え、調味液を作ります。

4・揚げ油を中華鍋か天ぷら鍋に入れて加熱し、180℃で、茄子を1/3ぐらいずつ入れて揚げます。茄子に少し色が付き、泡が大きくなったら、ひきあげて、油切りのザルやキッチンペーパーを引いた皿に広げて、余分な油を切ります。

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5・茄子に続いて豚肉を揚げます。余分な片栗粉をしっかりと落とし、かたまりにならないようにひとつひとつ菜箸で落として、浮かんで来たら、一度ひっくり返し、薄くきつね色になったら、引き上げて油を切ります。

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このまま揚げたてに塩コショウしてそのまま食べても、豚コマのから揚げみたいで、ビールが飲みたい味です。
揚げたてをうっかり全部食べちゃっても(!)大丈夫。茄子とニラだけでも充分に美味しいです。(肉があったことは内緒です)

6・中華鍋か深めのフライパンに、ニラ、揚げた茄子と豚肉を入れて軽く炒め、調味液を加えてひと煮立てしたら完成です。
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揚げた具材から油が出ますので、炒め油は不要です。ニラがしんなりとしたら、ざっと調味液をからめてひと煮立て。。

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この照りですよ!!白いご飯が輝くお献立。。おなか減りましたね。
posted by 大地と自然の恵みスタッフ at 12:03| Comment(0) | 有機なす | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

立春です。あけましておめでとうございます?

今日は立春、旧暦のお正月にあたる日です。改めて、あけましておめでとうございます。と、言ってもいい日

新暦は太陽暦といって、太陽の運行を元にした暦ですが、旧暦は太陰暦といって、こちらは月の運行を基準にした暦、潮の満ち引きが月に影響されているのは皆さんご存知だと思いますが、大気や土の中の水も無関係ではありません。季節の移り変わりも旧暦を見た方がしっくりくることも多く、カレンダーに新暦が採用されるようになってからも、農家では古い暦を使うことが多くありました。

新暦の1月に、「初春」と、言って春の字を当てても、なんとなく腑に落ちないのですが、今日が春の始まりだ、と、言われると納得。ここ香北町では1月下旬には梅の花が咲きはじめ、今が花の盛りです。

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こちら、菜の花の畑の近くで咲いている梅の花。近づくととてもいい香りがします。

先週もお知らせした菜の花の畑でもすっかり花盛りで、こちらは収穫も終了しました。

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昨日からまとまった雨が降ってしっとりとした菜の花畑。

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レシピあります。秘密ですけど、菜の花のかわりにブロッコリーや小松菜で作ってもおいしいです(笑)

こちらは先週頂いた、菜の花とニンニクのパスタ。もう出荷が終わっているのに。。という意見はもっともですが、来年のためにレシピページに掲載します。たいへんにおいしーです。



posted by 大地と自然の恵みスタッフ at 10:36| Comment(0) | 日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月28日

菜の花畑

先週末は南国土佐にも雪が降りました。寒さもいよいよピークかな?というこの時期ですが、お日様がさしている時間は日に日に増え、蝋梅や梅が咲き始めました。そして週明けの今日は晴れ。

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ハウスが白く、美味しそうな見た目になっている所を撮影し忘れましたので、これは、庭先の南天に積もる雪。

里の風景にカメラを向けても、なんとなく茶色、山の色はかろうじて深い緑で、全体定期に色彩の乏しいこの季節ですが、そんな中、な花の畑では、黄色い花が次々と開いています。

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ウワー!!な花の畑です。こんなに咲いてしまいました。。

とってもキレイで感激しますが、野菜としては花が咲く前の蕾を出荷するわけですから、こうなってしまうと収穫終了間近、ということになります。畑によってはまだ収穫できそうな場所もありますが、今年は暖冬気味だったので、花が開くのもやや早かったかな?という印象です。

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次々咲く菜花を大急ぎで収穫。

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陽気に誘われて、テントウムシが姿を見せましたよ。



「な花」というのは、従来、特定の野菜の種類ではなく、白菜や小松菜、大根などのアブラナ科の作物の花芽のことを指していましたが、最近では、花野菜として、専用の品種が作られています。やわらかくてほろ苦い菜花、出荷できるのはあとわずかな期間となりました。この季節しか味わえない早春の味。ぜひお見逃しなく!
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2019年01月27日

海外からの研修生たちのこと

  • 大地と自然の恵みには外国人スタッフが在籍しています。主にベトナム、インドネシアからの技能実習生です。

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先の国会で外国人実習生度に関わる議題が審議されていたので、メディアなどに取り上げられることも増えましたが、職種や受け入れ先ごとに状況はまったく違っています。ですから、ここでは2019年1月現在、弊社での受け入れの状況を、何回かに分けて紹介していきます。

もはや、欠かせない担い手として
現在、外国人技能実習生たちは、渡航前に本国の日本語学校や斡旋業者に学費や手続きにかかる諸費用を支払い、多くの場合その費用を借金でまかなっています。期間終了後に帰国して、習得した技術を生かした職業に就くことができ、安定した収入を得られるという展望があれば良いのですが、帰国後に活躍できる受け皿がなかった場合はこの制度を利用して、単に外貨を稼ぎにきただけ、ということになり、さらに、受け入れ側も研修生がようやく仕事にも慣れた頃には、帰国してしまうという状況を繰り返すために現場が疲弊していきます。

そうかといって、十分な受け入れ制度も整わないままに、単純に滞在期間を伸ばす、というのではあまりにも不公平で手前勝手なやり方のように思うのです。既に、彼らの力なしでは、日本の産業が立ち行かなくなっている状況があるのなら、あらためてその状況を直視し、お互いにとってより良い方法を模索する必要があります。

現実には、外貨を稼ぐことだけが目的でこの制度を利用する実習生も多い中、本国に帰って自分で事業を立ち上げたいという意欲を持った人ももちろんいます。農業を仕事にしたいという人、夢がある人を応援したい、経験を知識を持って、それに役立てて欲しい、お互いが一緒に仕事ができてよかったと言い合える関係を、外国人に限らず、ここにいる全てのスタッフとの間で築いていきたいのです。

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有機農業、10年、20年後のための種まきとして、新しい取り組み
大地と自然の恵みでは、既に何年も実習生の受け入れを続け、代表は何度もベトナムやインドネシアに直接出かけて、送り出し側の状況なども確認してきました。そのような積み重ねの中でようやく、それぞれの国の文化や体制や、日本で受け入れをする業界ごとの違いなど、今ある制度や枠組みでは解決しきれない問題があることがわかってきました。

要するに、まだ道がないところを進むのですから、自分たちでなんとか切り開いていくよりほかにありません。お互いにとってよりよいルートを探るため、本国に帰った元実習生や、有機農業をやっている仲間同士で協議を重ね、2019年度には、すべての実習生の受け入れ業務を、有機農業法人が合同で立ち上げた監理団体に移行することになりました。

既に、私達にとって欠かせない存在になっている外国人スタッフが、安心して働ける環境作りと、農業の担い手不足を解決することを目指しています。実習期間終了後も本国に帰国せず、日本で働き続けたいと言ってくれる実習生もいます。まだ始まったばかりで、これから、という段階ですが、お互いで築いてきた信頼関係を裏切ることがないように、大切な種を育てるような気持ちで、じっくりと取り組んでいきたいと考えています。
posted by 大地と自然の恵みスタッフ at 02:46| Comment(0) | 有機農業の仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月21日

ミニトマト、一月の収穫風景

今年は、昨年よりも暖かい冬になりましたが、1月も後半となり、いよいよ一年で一番冷え込むシーズンです。

寒い野外とは別世界のハウスの中では、先月からミニトマトの収穫がはじまっています。まだ数が少ないのですが、貴重な赤い実をスタッフがひとつひとつ丁寧に摘み取っています。
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10月に定植してから約3ヶ月のミニトマトです。ぶどうの房のようにたくさんの実が実っています。

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付け根に近い方から色づきます。ヒスイのような緑から、黄色、朱色へのグラデーションが美しい。

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低いところの収穫は腰をかがめての作業。なかなか大変ですが丁寧に作業しています。

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受粉のお仕事をしてくれるハチさんです。モフモフ❤️

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ハチさんたちは、こんな箱ごと送られてきて、ハウスに派遣されます。

ミニトマトや茄子のハウスでは、「クロマルハナバチ」という日本原産の蜂が働いています。
施設の中は、外部から害虫が侵入しにくいのがメリットですが、受粉作業をしてくれるハチやアブも入れないので、彼らは群れ単位で購入しています。一箱一群2万数千円。。とても働き者です。なくてはならない存在。

隣のハウスでは、時期をずらして定植した苗が成長中です。こちらは来月末あたりから収穫が始まります。


posted by 大地と自然の恵みスタッフ at 10:29| Comment(0) | 有機ミニトマト/tomato | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月17日

有機栽培と農薬

有機栽培だから農薬は使っていないでしょう?という質問を時々、お客様からいただくことがあります。今日は、その問いにお答えしたいと思います。

実は、有機栽培では農薬を使います。
農薬を使っていないと思っていたのにだまされた!と思うかもしれませんが、これについてはもうすこし、説明をさせてください。

農薬、と一言で言っても、有機栽培で使用を許可されている農薬の種類は限定されています。人体への影響はもちろん、畑の周りで生きる様々な生き物の生態系や土壌や水質のことまで、配慮した農薬のみ許可されていて、使用量も厳しく制限されています。

たとえば、今シーズンから栽培をはじめた茄子のハウスでは最近「サンクリスタル乳剤」という農薬を使用しました。アブラムシやウドンコ病の防除に使用される薬剤です。

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アブラムシの出す分泌液で、葉や実がベタベタします。今のところまだ影響は少ないのですが、傷や成長不良の原因になります。

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葉っぱの裏にもアブラムシが付着しています。彼らは、茄子から栄養を吸いとって生きています。小さい吸血鬼たち。。

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作物に勢いがあると、多少の虫には負けませんが、アブラムシが増えすぎると、写真のように弱ってしおれてしまいます。

この農薬の主成分は「脂肪酸グリセリド」です。耳慣れない成分で不安に思われるかもしれませんが、この成分自体に毒性はなく、植物油が原料です。アブラムシなどに直接散布して、体表に油膜をつくり、気孔をふさぐことで窒息死させるというものです。生物濃縮(https://ja.wikipedia.org/wiki/生物濃縮)によって、環境に負荷をかける可能性もありません。

毒性がある成分でも、濃度を守れば人体への影響はない。という理論も事実ですが、一定の条件を外せば、これも非常にあいまいなものです。微量であっても、個体ごとの蓄積や他の成分との組み合わせ次第では、どんな影響が出るかわからないというのが現実です。作物や、環境への影響はもちろんですが、散布するスタッフへの負担も心配です。

散布すれば、アブラムシを駆逐できる薬は存在していて、それを使えば綺麗な作物を収穫することができます。出荷前に、茄子の実を拭いたり、選別したりする手間も軽減できます。それでも使い続けた先にある問題、食べる人の健康はもちろん、日々耕している土地に住む生き物たち、その生き物の中に含まれる私たち自身のことを考えるならば、それを利用しない、それ以外の対策を考える、というのが、私たちの選んだ方法です。

病害虫は、作物の力が弱っている時に多く発生します。私たちも、病気になったら薬を飲むことがありますが、その前に、少しのウィルスは跳ね返すような元気な体と、免疫力を保つために食事や運動、生活環境などを整えています。

茄子は、今シーズンから栽培に着手したばかりで経験の蓄積が少ない作物です。他の土地でうまくいっている方法をまるごと取り入れても、ここでうまくいくとは限らないのが、生き物相手の仕事の難しく、また面白いところだと思います。

どんな食事(肥料)を気に入ってくれるのか、量と樹勢のバランスはどうか。日照や温度、湿度など最適な生育環境を探ることも、日々実践、驚きと発見の連続です。
posted by 大地と自然の恵みスタッフ at 00:00| Comment(0) | 有機なす | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする