2020年04月27日

4月ももうすぐ終わり。オクラ畑の様子です。

ここのところ気温が低くて、発芽が遅れていましたが、ようやくオクラの芽が出そろいました!

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トンネルが曇って、中が見えませんね。。気温が上がって来たところで、トンネルの天井に通気口を開けます。

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通気口から中を覗きますと。。オクラの芽が出ています。一カ所に3〜4粒撒いてあるので、兄弟で競い合い、支えあうように大きくなります。

オクラ畑の隣の畑にはレンゲとシロツメクサの花が咲いていました。

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不穏なニュースばかりの今日この頃ですが、何があっても野っぱらに花が咲いているということになぐさめられます。

オクラの花が咲き始めるのが5月下旬、収穫は6月頃から。今年もたくさんのお客さんにおいしいオクラを食べていただけますように!
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2020年04月20日

2020年4月20日

穀雨の頃
今はちょうど二十四節気でいう「穀雨」にあたります。この時期には霜が降りることもなくなり、雨の日が増えるため、種を蒔き、雨が降り、夏に向けての畑作りがいよいよ忙しくなる時期です。


香北町でも昨晩は雨が降りましたが、今朝には上がり、スタッフも朝から大忙し。今朝一番の仕事は、ミニトマトの収穫です。ミニトマトは年中ハウス内での栽培となりますが、真夏になると気温が高くなりすぎるため、出荷の最盛期は5月頃。4月も後半にさしかかり、日照時間も長くなり、どんどん色づきが早く、味も濃くなってきました。

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鈴なりのミニトマトが次々に赤くなります。油断すると落果するので、収穫スタッフと追いかけっこ。

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収穫風景をパチリ。まだ8時代でしたが、既にハウス内の気温は急上昇。暑くなる前に収穫を終えなきゃいけません。

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コンテナの中はさながら宝石箱✨ 真っ赤になった実を厳選して収穫しています。

ナスも絶好調!
トマトの収穫が終われば次はナスの収穫があります。昨年はアブラムシベトベトに悩まされた時期ですが、今年は今のところ順調。栽培2年目。試行錯誤は続きますが、知識と経験は着実に積み重なって減らない貯金です。(更新していかないと役に立たなくなったりもしますが。。)ナスは終了が少し増えてきましたので、今なら(4/20現在)まだ追加のご注文もお受けできそうです。

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次々にナスが実ってます。ツヤツヤで張りがあっておいしそう!

ホームページに有機野菜を使ったおいしいレシピも掲載中です。ぜひ参考にしてくださいね!
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2020年04月16日

食べる輸血?健康オタク注目の野菜「ビーツ」

ビーツってどんな野菜?

今年の年始にご紹介したビーツ。世界的に見るとメジャーな野菜なのですが、日本ではまだ珍しい野菜です。このビーツ、実はずいぶん前(江戸時代初期に記録あり)に日本に入って来ていたのですが、包丁で切ると血がにじむように真っ赤な見た目が当時の日本人にはあまりウケなかったらしく、栽培も広まりませんでした。

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美容に健康によくばりな栄養成分

それでも、アジア、ヨーロッパなどでは鮮やかな色と甘みの強さで人気の定番野菜。さらに近年では、マグネシウム、カリウム、鉄分、葉酸など、ビーツに多く含まれる栄養成分から新たな健康野菜として注目されているほか、お菓子やカフェのプレートなど、ビーツの強く鮮やかな色味を生かしたお洒落なレシピも多数紹介されています。

栽培されてる地域も広いので、いろいろな調理法がありますが、やはりまずは、世界の三大スープひとつとも言われる「ボルシチ」にチャレンジしてみたいと思います。

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ボルシチは一見トマトのシチューのようですが、トマトが入っていないレシピもあります。しかし、ビーツが入っていなければボルシチにあらず。そんなに大量に入っているわけではないのですが、びっくりするほど鮮やかな赤いスープができます。さらに、食べてみると野菜のうまみにもびっくり。ビーツの他にもキャベツやニンジン、玉ねぎやトマトも入ってなんと味付けは塩だけでも、野菜の甘みと旨みが重なって滋味溢れるスープになります。

野菜だけで作るレシピもありますが、一般的には、牛肉や豚肉などが一緒に煮込まれている場合が多く、ビーツの強い風味と相性のいいのは牛肉や羊の肉など、どちらかというと赤身の肉でしょうか。切った材料を鍋に入れて煮るだけの簡単レシピもありますが、今回はちょっと張り切って、少し手間暇のかかるごちそう用のレシピを紹介します。できれば、ライ麦パンやチーズも用意して、赤ワインやウォッカなどとともに食べれば、気分はロシア、さらばシベリア鉄道(?)食卓だけでも旅気分を味わうのも悪くないですね。(いそがしくて手間がかけられない。。という方には、来週簡単ボルシチのレシピもご案内しますので、しばしお待ちください。)

ボルシチのつくりかた

【材料】 4〜5人分
・ビーツ 中1個 200g
・キャベツ 小1/4 200g
・ニンジン 中1/2 100g
・玉ねぎ  中1個 200g
・ミニトマト 8個 100g(またはトマト中1個)
・パセリ 1/3束
・牛すじ肉 200g
・りんごジャム 大さじ1(なくても良い)

・にんにく 1かけ
・油 大さじ1
・塩 小さじ1
・水 1リットル
・バター 大さじ1

サワークリーム
・生クリーム 大さじ3
・ヨーグルト(無糖) 大さじ1
※ 生クリームとヨーグルトを混ぜて半日ぐらい常温で置くともったりとしたクリーム状になります。混ぜてすぐ使うと、とろっとした液体ですが、そのまま使ってもかまいません。

1・ビーツ、にんじんは細切り、キャベツはざく切り、玉ねぎは縦に薄く切ります。パセリは茎と葉の部分を切り離して、枝の部分を刻み、にんにくは薄い輪切りに、スジ肉は食べやすい大きさに切っておきます。

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野菜の切り方はこんな感じ。ミニトマトはヘタを取るだけ。普通のトマトを使うときは賽の目切りにします。

2・鍋に油を入れて弱火にかけ、にんにくの薄切りを入れて香りが出るまで炒めます(焦がさないように注意)ここに1で切ったスジ肉を入れて色が変わるまで炒め、次に玉ねぎ、玉ねぎが半透明になったら他の野菜を全て入れて全体にしんなりとするまで炒めます。

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3・2に水を入れて強火にかけ、煮たってきたらアクをすくって火をとめる。塩とパセリの茎、りんごジャムを加えて、蓋をし(少しずらして隙間をあけておく)30〜40分ぐらい弱火で煮込みます。スジ肉は長時間煮込まなければ柔らかくならないのですが、圧力鍋があれば煮込み時間を短縮できます。蓋をしっかりして、強火にかけ、重りが回ってシュンシュンと音を立て始めたら、中火にして約5分。その後自然に圧力が抜けるまで置いてから蓋を開き、バターを入れて味を整える(味見をして、塩気が足らなければ少し足す)

4・スープ椀や浅い鉢に盛り付けたら、中心にサワークリームを載せて刻んだパセリを乗せれば完成です。

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真っ赤!なボルシチ。

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2020年04月06日

調味料のこと その4 お醤油について

日本を代表する調味料といえば...

「さ」=砂糖 「し」=しお 「す」=お酢 ときて次は「せ」なのですが、「せ」からはじまる調味料ってあったっけ?ちょっと無理やりと思うかもしれませんが、正解はお醤油(せうゆ)。日本の食卓に欠かせない発酵調味料です。

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醤油は地域によって材料や製法が異なりますが、主な材料としては大豆と小麦と塩です。その割合と醸造方法の違いにより、色の濃淡、塩味や甘みのバランスが変わり、関東では色が黒に近い褐色の「こいくち醤油」関西ではそれより薄い茶褐色の「うすくち醤油」が好まれます。さらに中国地方から九州地方になると、甘味の強いこいくち醤油が好まれていて、一口に「醤油」といっても地域によって色々。お料理の味付けの好みや、よく使われる食材によっても醤油の種類を変える場合もあって、そのこだわりの深さと多様さからも、醤油は日本を代表する調味料と言ってもよさそうです。

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ニセモノ注意

自炊をあまりしない場合でも、お醤油は常備しているお家が多いと思います。最近はスーパーに行ってもいろんな醤油が並んでいて、何を基準に選べばいいのか迷ってしまうかもしれません。

先に書いた通り、醤油の主原料は「大豆、小麦、塩」ですが、安価な醤油の成分を見てみますと、大豆のかわりに「脱脂大豆」と書かれていたり、アミノ酸や砂糖が添加されていたりして、はて?と思います。これは醤油というより醤油風味の調味料、といったところでしょうか。とにかく安い方がいい。という二-ズに沿っているので、味や安全性は二の次になるのはやむをえません。惣菜や加工食品に使われることも多いようですが、個人的には、これらの醤油を食べた時に、やたらとのどが渇いて、舌がしびれたような感覚になるので、料理には使いたくありません。

誠実な物づくりが続き、次世代へ繋げるために

本物の醤油を選ぶ目安としては、材料の欄に「大豆、小麦、塩」以外の添加物がないこと、さらに原料は国産のものを選ぶようにしています。農業に携わるものとして、自分達と同じように、良いものを作って広げよう、自分たちが食べたいと心から思えるものだけを作ろう、という気持ちのある生産者の作るものを買い、それが当たり前の世の中に少しでも近づけたいのです。そして、そんな気持ちで作られたものを今より多くの人が選んで買うようになれば、今よりもずいぶん生きやすい世の中になると思うのです。価格が少しばかり高くても、志を同じくする仲間の所に廻るお金ならば、いずれは自分達に戻ってくると考えています。

国産でさらに有機栽培の材料なら最高ですが、そこまでのものは入手が難しい現状があります。また、海外の有機生産物を使った加工品よりも非有機でも国産原料を優先して購入しています。これは、単にコストではなく、輸送にかかるエネルギーの問題や、遠い場所での生産状況は確認しにくいということ、国産原料の生産が続いていくことに意義を感じているからです。

おすすめのお醤油

香川県 ヤマヒサ
頑固なこだわり醤油 濃口
創業80年、古くから醤油醸造が盛んな小豆島の醤油屋さん
希少な国産有機材料を使用したお醤油。昔ながらの杉桶仕込みです。

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島根県 森田醤油
国産丸大豆しょうゆ
地元産の原料にこだわって、昔ながらの製法で丁寧に醸造されています。だし醤油やポン酢などの醤油ベースの調味料も材料厳選で種類も充実しています。

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露地生姜の植え付けがはじまりました。

先月末から、露地でも生姜の植え付けがはじまりました。例年ちょうど桜の花が咲き始めるころを目安にしています。生姜は大抵広い畑に植えるので、この時は大勢のスタッフが畑に集合。いっせいに作業にとりかかります。

香北町は山間で広い土地が少なく、山影になる場所もあるので、広い畑を確保するのが難しいのですが、物部川のほとりには広くて平らな土地があります。元々川が運んできた土が堆積してできた土地で、肥沃であるため昔から田畑として利用されてきました。

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生姜は同じ畑に植え続けると病気になるので、毎年畑を変えています。

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種生姜の置き方をそろえておくと、成長してからの管理が楽ですが、種から芽が出る方向を見定めるのはなかなか難しいです。

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畝を立て、溝を掘り、種生姜を向きに注意しながら丁寧に配置して土をかぶせます。

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代表は畦の草の種類や状態を見ても、その土地の性質がわかるといいます。生姜の畑の畦にたくさん生えていた、この草はカキドオシといって、生薬にもなる草ですが、日当たりが良く、適度に湿り気のある土にしか生えないということで、これが群生しているところを見ると、この畑はそこそこに保水力がありそうです。データとにらめっこするよりもこういう知恵を蓄積していきたいな、と思いました。



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2020年03月23日

オクラの種を蒔きました。

3月19日の金曜日は春分の日、例年このころには、オクラの種をまきます。家庭菜園をされている方はおや?と思われるかもしれません。そうです。露地で育てるオクラの種まき時期は本来ならもっと先。いかに南国高知といえども、うっかりすれば霜がおりるような時期に種をまくのは早すぎます。ところがわたしたちのオクラ畑はといえば、3月種まきが恒例。でも、こんなに早く撒いたオクラをちゃんと育てるにはいろいろな工夫が必要です。

ハウスに植えるの?と思われるかもしれませんが、オクラは種から露地栽培。夏野菜を促成栽培をする場合、寒いうちにハウス内で苗をある程度まで大きくして、気温が高くなってから露地に定植するのが一般的ですが、オクラは根がまっすぐ下に伸びるので、苗を作って植え替えるよりも直播の方が適しているのです。

しかし、そのままでは発芽しても朝晩の低温にあたってダメになってしまいますので、ある程度の大きさに育つまで、小さなハウスのようにトンネル型の覆いをします。

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苗が育ってきたら、このトンネルはとりのぞきます。

トンネルの中には、灌水チューブが敷かれていますので、ビニールが被せてあっても水を撒くことができるのですが、ハウスと違って暖房がありません。日中は20度をこえる日もあるのに、朝晩は霜が降りることもある3月にオクラを発芽をさせるには、もう一工夫必要です。

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ビニールのトンネルの中を覗き込みますと、中央に透明のビニールチューブがあるのが見えます。このチューブの中身は水。そしてオクラの種は、このチューブのすぐ横に撒かれています。

いわば、これは太陽熱を利用した湯たんぽ。水は空気と比べて熱を保持しやすいので、日中、日光があたって暖かくなったチューブ内の水が、夜間外気温が下がってからも、しばらくは熱を保ち続け、トンネル内の温度変化を緩やかにしてくれるという訳。

オクラは約1週間で芽が出始めます。収穫がはじまる6月頃です。


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春分から清明へ

春分をすぎ、ここ韮生野でも色々な花が咲き始めました。今朝駐車場で見つけたのはつくし。これ実は、農家にとって結構厄介な草(根っこが深くて、地上部を刈り取ってもしつこく再生します。根っこが地中深く伸びていくため地獄草((◎_◎;)とも呼ばれるそうな。。)

つくしは畑でも見慣れたスギナの緑色の姿とは違い、春先だけに見られる胞子をつけた「胞子茎」という部分。つくしを見かけるとなんとなく嬉しいけれどちょっとフクザツです。まぁ駐車場だから見逃しておいてやる。かわいいし。誰かが摘んで帰ってくれるかもしれません。

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畑の方はというと、露地では先月植え付けをしたビーツが順調に育っています。

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濃い緑色の葉っぱに赤紫の葉脈があざやか。

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根茎も順調に太っているかな。

畑に様子を見に来るたび、「ボルシチ!ボルシチ!」と脳内に反響する声。なにしろ早く試食してみたい。ということです。

一方ハウスの中では、こちらも先月の中旬に定植したナスが実をつけていて、こちらはもうすぐ収穫できそうな勢い。今のところアブラムシの姿も見えず元気に育っています。

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ナスのハウスは側面を開放して換気中でした。気温が上がりすぎないようにしています。

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去年植えていたナスよりちょっとスリムで面長の品種。

テレビのニュースや新聞を見ると、不穏なことばかりで不安になりますが、畑にいるとほっとします。周辺の桜の蕾もふくらんできましたが、畦の草にも花盛り。わざわざ花見に行かなくても、毎日花に囲まれていることを思えば、ちょっと申し訳ないくらい。
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桜よりも長い期間楽しめる「れんげ」れんげはマメ科なので、昔から緑肥として田んぼで育てられてきました。一度撒くと、こぼれ種で毎年咲くのがすばらしい。今ここで咲いていたレンゲも遠い昔、誰かがここに連れてきたのでしょうか。




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2020年03月18日

有機ニラとアブラムシ

ニラは年中収穫できる青物として、とても便利な野菜です。栄養価も高いので、たくさん食べていただきたい。大地と自然の恵みでは年中出荷しているのですが、春先になるといつも悩まされているのがアブラムシです。慣行農業ではあらかじめ、防除のための農薬を散布しているのでそもそもアブラムシなんて発生しない(!)ということらしいのですが、こちらはそういう訳にもいきませんので、対処としては発生したニラを刈り捨て、マルチを貼り込んで、熱で蒸殺す、または有機で使用できる植物油由来の乳剤を散布するというような対策を取っています。しかし、刈り捨ても広範囲に及ぶと、出荷に支障がでるのが悩みの種です。

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黒いツブツブがアブラムシです。本当は洗えば問題なく食べられるんですが、商品として出荷することはできません ( ;∀;)

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同じハウス内でも、アブラムシの発生が多い所と少ない所があります。この条件の違いが解明できれば大発見ですよね。

もう少し気温が上がれば、アブラムシの発生も減っていきます。作物にとっても大切なのは病害虫も跳ね返すような免疫力。元気な野菜を育てることに注力すれば、農薬を使わないのが当たり前の世の中も夢ではないのかもしれません。
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2020年03月16日

生姜の芽がでました。

朝起きて寒い!と思ったら雪が降ってきました。
みぞれのような水気の多い雪で、すぐに解けてしまいますが、標高の高いところでは少し積もっているようです。

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ハウス北側の山はふんわり雪化粧

南国土佐、しかも3月に雪が降る。とはいえ、ここ韮生野は山間なのでさほと珍しいことではありません。例年、桜が咲く前後にきゅーっと冷え込むことがあるのですが、今日もそんな一日。朝布団から出るのがツライ。。

しかし、ハウスの中は、春を通り越して初夏の陽気。先日みんなでがんばって植えた生姜もツンツンとかわいい芽が出てきました。

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遠目で見るとよくわからないくらいの、ささやかな芽吹きなのですが...

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芽が出てくるとすごくうれしいのです。とにかく、かわいい!いとおしい!

菜花の畑も満開を過ぎ、徐々に散り始めました。順番に刈り取って片づけていきます。

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道の北側はこんな感じです。まだもうちょっとお花見が楽しめそう。

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南側の畑は片付けがはじまっています。

トラクターの後部にハンマーナイフモアとい器具をつけて走行すると、草や作物を刈り取りながら、茎や葉っぱを細かく粉砕することができます。粉砕した作物を畑に鋤きこむことで、土をやわらかくフカフカにする、緑肥としての効果が得られます。土地から出した分、つまり収穫して土地から運び出したのと同じ分の何かを加えなければ、次の収穫はままなりません。購入した肥料も使っていますが、資源の出し入れは極力少なく、身近な範囲で循環できるのが良い。という考え方で作物を育てています。


posted by 大地と自然の恵みスタッフ at 10:57| Comment(0) | 有機しょうが/ginger | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月09日

ザワザワ

世の中がザワザワして落ち着きません。地震や台風ではないのに、不安が渦巻いたまま停滞しています。地震や台風は被害の程度にかかわらず、通り過ぎれば全力で復旧に取り掛かりますが、被害の全容が見えず、いつ終わるとも知れないというのは、少なくとも私にとってはこれまで経験のないことでした。もしかすると戦争が始まった時は、こんな風だったのかもしれないと思ったりもします。

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誰かがどうにかしてしてくれるという考え方では渡れない時代になっています。テレビで流れているニュースに違和感を感じる事も増えてきました。事実は自分で探し、その情報の内容の信ぴょう性についても、自分で調べ、他の人の意見も聞きながら、色々な意見を検証する必要があります。人は置かれた立場によって判断が違うのだということを理解し、自分の今、この時の正解はだれかからもたらされるものではなく、自分で選び取る必要があるのです。

私たちの仕事はといえば、都会のオフィスで働くのとは違って、自然相手ですから、計算できない、思い通りにいかないことの連続です。一作業員として指示を受け、指示通りに動くが、指示されたこと以外はやらないというのならいずれAIにでもできることです。

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大きな船の底に穴が開き、沈みはじめているという時でも、そこから降りようとしない人が大勢いるのはなぜなのか。この船はすばらしい。沈まないと讃えながら沈んでいくのはよほど滑稽だと思うのに。「自由」ということは、自分の頭で考え、判断をするということで、それは楽ではないことかもしれませんが、荒れる海原を超えて、自分の行きたい方向、たどり着きたい場所に向かうためには必要不可欠な力なのです。

何やらエラそげなことを並べたようですが、つまりここは自戒をこめて。現状への愚痴や不満を叫ぶことよりも、今、自分ができることを探す方に労力を使っていこうと思うのです。かつてあった共同体のような農的な社会を再生して、さらにアップデートする試みを、小さくとも積み重ねていくことです。

《本日の参考書籍》
『狼森と笊森、盗森』 宮沢賢治
限界集落で祭りも減りましたが、土地への感謝も忘れずにいたいです。一方的に奪いつづけると後々ツケを払う羽目になります。
posted by 大地と自然の恵みスタッフ at 11:18| Comment(0) | 日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする